最近やっとSBSリフトで蝶形後頭底結合がリリースする感覚が出てきた。
しかし、本当にうまくリリースできたなと感じるのは、まだ10人中1~2人。
3割に届かず。バッターなら3割打てば凄いと言われるが、治療家が3割じゃ困ります。
初めてSBSリフトを習ったのが、2月のアトピーセミナーで。
もう約8か月になる。最初は当然まったくできない。
セミナーなどで、まだ圧が強いと指摘され、これ以上弱いと手が離れてしまうとか、
皺が寄るとダメ、といわれてもちょっとでも動かそうとすると、皺よるしどうすりゃいいのとか、思っていました。
圧迫感を感じさせちゃダメということで、家で美子さん相手に、圧迫感感じないところを教えてと、コンタクトしたところから、
僕「どう?」美子「まだ強い」
ちょっとずつ弱くしていき、その都度、どうと聞くが、まだ圧迫感あると言われる。
結果少し手が皮膚から離れて、そこがいいとか言われ、
僕「もう手が離れとるで」
美子「でも圧迫感感じるんだからしょうがない」
どうすりゃいいんだと思っていました。
また元来怠け者で、寝る間を惜しんで努力するなんてこともしませんし、
ただ出来ないくせに、患者さんには使い続けていました。
恐ろしいことですが、その頃、美子さんは身内できびしいだけ、
セミナーでは、周りのみんなは凄い先生たちなので、当然厳しくチェックするだろう、
ぐらいに思っていて、患者さんには、そこまで細かくなくても、
いくらかは効果出るんじゃないか、と思っていました。
だから最初、しょっちゅうクラニアルやっては頭が重くなっていました。
研究会でのクラニアルコースが始まって、やっとちらほら軽くすることが出来るようになり始め、
最近やっとSBSリフトのコンタクトの圧が安定するようになってきました。
ただ引き離す方向には、まだ強すぎてロックかかったり、弱すぎて変化しなかったりで、
ピタッと決まって、うまくはがれたなと感じるのが、まだ1~2割ですか。
それ以外のOCTなどは、かなり安定して来てると感じています。
ただもう1つ、まだ苦手なのがFBST。
これはまだ縫合がパカッとゆるむ感じや、大脳鎌を引き伸ばすような感覚がまだハッキリつかめていません。
なので頭が軽くなっていい感じで、最後にFBSTやって、重くしてしまい、しょうがなくOCTやキレーションで軽くして終わることもあります。
進歩が遅くてすいません。
ようするに上に持ち上げる方向のコントロールが苦手と言う感じでしょうか。
だからFBSTより前頭骨Vテクニックの方がゆるむ感じがあります。
そんな中、次回のフォローセミナーがクラニアルという事なので、しっかりチェックしてもらいたいと思います。
でも少しずつ、いろんな事が出来てくるのが楽しいです。
最初あんなにわからなかったコンタクトの圧も安定してきたし、
つぎは縫合がバカッとはずれたんじゃないかというぐらいになりたいですね。