NST研究会のアトピーセミナーを受講しに大阪へ
この時に習ったのは、7ステップと腎臓と大腰筋のテクニックだった。
その前にDVDを見ていたので、とっつきやすかったが、やはり微妙な圧の加減などは直接確かめるに限る。案の定、僕のは強すぎた。
コンタクトや圧の加減はだいたいこんな感じでやればいいんだなと、確認できた。
つぎは3月から始まる内臓・クラニアルセミナー(NST研究会)です。
ここでは、最初に哲学について話が合った。
教科書的にテクニックだけ習っても、それに当てはまらない患者さんは必ず出てくる。するとこのテクニックは使えないとなり、また次のセミナーをさがすというセミナージプシーになってしまう(うん。俺のことだな(ToT)/~~~)だから自分で、仮説をたてて、施術、で検証するという作業をしていかないと身につかない。耳が痛いですね。
しかし当然、僕としても、ここで今までと同じ轍を踏むわけにはいかない。それなりの投資である。どうする。考えた。そう今まで、何を勉強しても、あまり身につかないのは、結局普段の施術は、全身の強めな押圧であって、そこに多少、習ったいろんなテクニック付け足すという形だった。
まだ検査もせず、とにかく全身の押圧したうえで、患者さんに痛みを確認してもらい、まだ痛いところがあれば、それに対してまた施術する。そこにオステオパシーやBRM療法やFOAセミナーで習ったテクニックを少し使う。
ここが一番の問題。何を習っても結局、全身の押圧、強めに刺激することでごまかす。だからつい刺激が強くなっていく。
今度ばかりは今までと同じことを繰り返すのは嫌だったので、思い切って今までの全身を押圧していくという手技をやめることにした。
今回習った7ステップ、腎臓、大腰筋、その他DVDで見ていた他のNST内臓テクニック。これらのみで施術することにした。
それまで少なからず気に入って来ていただいていた方には、迷惑な話ですが、今度ばかりは変わるつもり。これが強い刺激でも、どーんとコリが解放されて、関節もすいすい動くようになってと、効果を感じていたら違っていたでしょうが、いつまでもとても治った感じがないまま、強い押圧をし続けるのはもう嫌だった。
しかし、強引に内容を変えたが、変更した手技は習ったばかりの7ステップといくつかの内臓テクニック。いまから思えば、まだすごい稚拙だったが仕方ない。これぐらいしないとしみついた力みぐせはとれないだろう。
さいわい、それまでのお客さんが、いきなりいなくなることはなかった。2割ぐらいがすぐに来なくなっただけで、あとは引き続き来てくれた。
しかし、それは錯覚で、残りの方はいきなり来なくなるのが申し訳なかっただけだったのでしょう。時間をおいて少しづつ、少しづつ減っていき、最終的に内容変えてもいまだに、来院してくれているのは数人です。
その間に、新しい内容での新規をとっていったので、何とかしのぎつつでした。
NST研究会で勉強始めて、まず大きかったのがエネルギー治療が少し入っていたことです。
キレーション(解毒)テクニックで、手を触れてるだけ、あるいは触れなくてもいいのですが、それであとは意識を使って変化を出すのですが、もともと身体意識のトレーニングやTPA整体のときに気功を練習していたので、違和感なく導入できた。
それまで自分のトレーニングとしての意識や気功は習ったが、具体的に治療として使う方法は知らなかったので、あ~意識やエネルギーってこんな感じで使えばいいのかと、これはうれしかったですね。
それに、触れてるだけでも、大きく体が変化するのを実感したので、ますます強い力は必要ないんだと頭でも納得していった。
またクラニアルテクニックを習ったのが、力を抜くうえで非常に役立った。なんとも繊細な感覚が要求され、少しでも力むとすぐ変化しなくなる、変化するどころか重くなったりと悪化する。
だからこの後、このクラニアルテクニック、なんとしても身につけたいと思うのですが、やはり僕の力み癖に、悩まされることになるのです。
習ってすぐは、割と効果が出るのですが、普段使い続けていると、いつの間にか、強くなってしまう事があったり、自分でもうまく圧をコントロールできない日があったりと、バラツキが目立つ、自分の手の不器用さにいら立つ時も多々ありました。
前回はすごくよかったのに、次の回ではよくなかったりと安定しない。フォローセミナーも毎月あったので、続けて出ていましたが、出た直後は良い状態が少し続くのですが、またバラツキ始める。
どうやら、自分自身に何か問題があるようです。何が問題なんだろう。今回は何としても身につけたいので、どうにかしなければ、、、(-_-;)
僕自身の意識の問題に気づくまで、もう少しかかります。