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なぜ、症状が現れるのか?

NST研究会の教えの中に、

「なぜ、アトピーになるのか?、癌になるのか?、ヘルニアができるのか?

これに対しての答えはすべて同じです。

答えは、身体が必要としているからです。

ヘルニアがある人は、ヘルニアを身体が作ってバランスをとっている。

ですから、手術でとっても、同じところにまた出来るのは、ヘルニアを必要としているから。

癌も同じで、癌を作ってバランスをとっている。

極端に言うと、生きて行くために癌を作っている、ですから

癌を治すには、癌が必要ない身体にしなければ、手術でとってもまた出てきてしまう。

体が訴えている違和感や痛みは、

時として重大な病気が潜んでいるサイン。

目の前の痛みを取る事だけに専念してしまうと、

重大な病気の発見が遅れるかも知れない。

ただやみくもに痛みを消す、この行為は

何かを伝えようとしているメッセージの存在さえも消す可能性がある。」

ところどころ、けっこう端折っていますが、

今回、母の件で、まざまざと見せられた感じです。

母の、うつ症状も変えられない現状の中で、

これ以上、心と体を壊さないようにするために、

この症状があらわれたように思います。

本当はそこまで追い詰められる前に、気付かなければならなかったのですが。

毎日、表面に現れた、頭痛、腹痛などをとっても、

本当の原因が、変わらないままある現実では

なかなか思うような改善がみられない。

そもそも16年前の腎不全も、5年前のうつもそうだったのでしょう。

しかし、この問題は考えさせられることが多い。

5年前の時には、父と祖母を責めました。

もうちょっと気を遣えと。

しかし、あれから5年たち、

今は少し考え方が変わりました。

責めてはいけないと。

祖母にしても、別に母に意地悪がしたいわけではない。

祖母からすれば、普通に世間話や言いたいことを言ってるだけ。

母は祖母に対して、言い返したり、それは嫌だからやめてほしい、

という事は、一切言わない人なので、

今回の件で、父に「〇〇(母)に、何も言うな!」と怒鳴られても

祖母は、自分の何がいけないのか、わからない。

父も父で気の使い方がわからない。

しかし、みんな悪気があるわけでなく、何が悪いのかわからないだけなんだ。

患者さんでもそうだ。

僕らからすると、

そんな食生活や無茶な生活してたら、壊れるのも仕方ねえだろと、

若いころは、腹が立つこともあった。

しかし、当の本人は、それが悪いことだとは分からないからやっているだけなんだ。

それに対して腹を立てるのは、おかしなことだと思うようになりました。

また、施術でもそうで、わからない事にはアプローチできない。

僕自身の勉強不足で出来なかったこともたくさんある。

そうかんがえると、世の中お互い様だなと、

自分が出来る事が、他人が何で出来ない、なんでわからないと、

腹を立てるのはおかしなことだ、

これからは、腹を立てたり、怒ったり、責めたりするのはやめて、

「出来ればこうして欲しいな」「こうするともっといいかもしれない」など、

おだやかに、自分の考えや意思を伝えられるようになりたいと思いました。

 

 

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