50代女性 右膝変形性関節症の痛みは落ち着いてきたが、週1ぐらいでメンテナンス。
今日は、「昨日左腕がパンパンで眼が覚めた、どうかしたんじゃろうか?腕が張ったんかな?」
なにが、どうしたかわかりませんが、検査して施術するだけです。
仰臥位で足上げ、左が重い、膝倒し左に倒れにくい、バンザイすると左が少し抵抗。
腹臥位、背骨チェック、胸椎5番、8番、腰椎1番が硬い。
再度仰臥位、胃、肝臓、回盲でTLしてみる。
膝倒し、足挙げともに回盲で改善。
左肩の抵抗は胃かなと思ったが、あまり変化せず、これまた回盲で動きが良くなる。
回盲メインで施術かなと思いながら、感性も試してみると
まず胃に強い違和感、TLでは回盲だが、胸椎5番も硬かったし、ここは信じて胃からキレーション。
胃から毒素が抜けてやわらかくなってきたら、今度肝臓に感じる。
肝臓キレーション、そして回盲キレーション。
再検査すると、すべて動き改善、脊椎も動きが出ている、これで終った方が良いのかもしれませんが、
クラニアルも使い続けてないと、せっかくつかみかけた感覚が鈍らないかと、
近所の良く知る方なので、ここは甘えさせてもらって、相反、SBS、側頭骨、頭頂骨、後頭骨、前頭骨と流して終了。
以前、図書館でよくいろんな本を借りると書いたことがありますが、
まあバーと借りて、家でパラパラめくり面白そうになければ読まずに返すのですが、
その本も、結局面白そうになかったので読まずに返したのですが、
見出しだったか、前書きだったかに
「宝くじで2億円当選しても、今の仕事続けますか?」
という質問があった。
心の中で「そりゃ、続けるよな」と即答していた。
一瞬おいて、自分にビックリしていた。
たしか、似たような話は昔からあって、以前ほぐしをメインでやってた頃は、こういう質問に、どうかな、続けるかなと迷った事を思い出しました。
その頃は、痛みがとれたと喜んでくれることがあると、それはそれでうれしいのですが、なんか面白くなかった。
同じようなほぐしを、同じように繰り返すのに、飽きていたんでしょう。
それが今は、こんな面白いことやめられないと思っている自分にビックリした。
こう書くと、すごい何でも上手く行ってると誤解されると困りますが、
今でも、治らない、変化しない患者さんも多々ありますし。
ただ今は、NST研究会で習った内臓・クラニアルを使って、いろいろ考えながら施術してるのが楽しいですね。
ゲームしてる感覚といったら不謹慎かもしれませんが、
難しい敵を、どうやって攻略しようかと、楽しんでいる感覚に近い。
読まずに返した本でしたが、その一文のおかげで、
あっ俺、今楽しいんだと改めて感じたのは良かったです。