昨日、大阪でNST研究会というセミナーを受講しました。
これから7月まで月1でセミナー受講します。
昨日はまず7ステップという基本から、
これは前回のアトピーセミナーでもやっていたし、普段の施術でも必ず使うので復習です。
しかし、すでに何点かチェックしていくと感覚がずれて来ていたりする点を修正。
それから考え方なども非常に参考になり、大変勉強になった。
その後、今回は心臓症候と肝臓症候に対するテクニック。
これが、それぞれ7つずつあり、しかしどれも非常にとっつきやすく、すぐ臨床で使えそうだ(早速昨日帰ってから今日まで、みんなに使っている)
まあまだ、うまくいったりいかなかったりだが、どんどん使って精度を上げて行こう。
特にうれしかったのは、7つの中には、エネルギーアプローチもあったことだ。
最近、患者さんの中で解毒が必要と感じることが多くなってきていたので、今回のセミナーでそれが勉強でき大変感激。
しかし、もっと重要なのは診立て力、仮説力だ。
この重要性を先生が説いていた、途中で
先生「例えば僕を見た感じで、どこがどんな感じだから、ここが悪いと書き出してみて下さい」
僕が最も苦手なやつだ。
普段から診立てなどあまりせず、片っ端から習ったテクニックを施していきながら、あまり問題がなさそうな所はスルーしていくという事を、長年やっていたため、見た目で判断、いわゆる視診てやつが苦手だ。
しかし、だから施術効果が安定しないし、時間もかかる。
やはり視診、問診、検査などで必要最小限の施術を行う事が、最大の効果を出すのだから苦手なんて言ってられない。
とりあえず見た感じ、左肩が前下方に下がっているのが目についた。
方向からして胃、あるいは左の横隔膜、大腰筋などの問題かと書いた。
何人かの受講生に、聞いていたが、それぞれの方がこうこうこういう理由からこうではないかと意見をおっしゃっていた、肺とか循環器とか。
他の先生の診立ても聴いていると非常に参考になる。
こういう事を、常日頃から人を見るときには、行うようにしてくださいと言われた。
そういえば、野口整体の野口晴哉先生が、しょっちゅういなくなったと思ったら駅に行っていて、そこでいろんな人の体の癖や動きなどを見ていたと何かの本で読んだな。
ずいぶん昔に読んだのだが、あの頃からちゃんとその気になってやってればと、悔やんでもしょうがない、これからがんばろう。
残り4回のセミナーが非常に楽しみだ。