60代女性 常連さん
もともとは、膝、腰の痛みで一昨年7月に来院。
その後、1~2週間に1回のペースで施術。
毎回の施術で、膝の捻じれを矯正、痛みの軽減、解消するが、
次回来院時には、また痛みが出るを繰り返す。
昨年3月より内臓・クラニアルの施術に変更。
内臓を診ると、消化器系の問題が強い。
胆のうを摘出や、甲状腺の手術をしているなどは、内臓を診るようになって聞いた。
それから徐々に安定するようになり、昨年6月以降いったん来なくなる。
昨年11月、5か月ぶりの来院。
体調が悪い、便秘、胃の張り、逆流性食道炎など。
患「いや~来てなかったら体調悪くなって、今度はまたちゃんと来ます(笑)」
それからは、また週に1回、たまに2週空くぐらいのペースで来院。
僕「今日はどんな感じですか?」
患「ここのところ体調はいいです。ただちょっと食べ過ぎて胃の調子が悪い、あとテレビの見過ぎで目が疲れる」
まず指標に可動域のチェック。
座位右捻転と首の左側屈に制限。
仰臥位足上げは左が重い、膝倒しは両側ともに制限。
まず足裏からキレート。
この時、ふと膝を観て、(あ~だいぶ左膝もまっすぐになってきたな、どうりで最近は膝が痛いとは言わなくなったな)と思いました。
通院しだして、しばらく1年ぐらいは、毎回左ひざが捻じれ(外旋)て、伸びきらない状態を繰り返していましたから。
変わるもんですね。
足裏からキレート後、頭にコンタクト、何か感じるか待っていると、胆のうに違和感(胆のうはこの方もうありませんが)
胆のう(胆のうがあった部位に)エネルギーでアプローチ。
その後、感覚に従い右腎臓、左腎臓、十二指腸、膵臓にもエネルギー。
次に左大腰筋リリース、仙腸関節リリース。
ここまでで感覚での反応がいったんなくなる。
仰臥位のまま、背骨をチェックすると、まだ数か所動きが悪い。
それらはそのまま少しリフトして動きを付ける。
していると、喉に違和感を感じた。
喉にキレーション。
でクラニアルで終了。
再検査 各可動域改善。
患「途中で体がフワ~と楽になっていくのがわかります」
僕「膝の状態もよさそうですね」
患「はい、最近はあの頃に比べると、全然気にならなくなりました。この前も長い間正座しないといけんかったんじゃけど、平気でしたね」
良かったです。劇的な変化はありませんが、しっかり定期的に通ってくれれば、しだいに良くなってくるものです。
患「どうでしょう先生、次の予約は2週間後ぐらいでいいでしょうか?」
いやいや、少し良くなると油断しますね、今日も食べ過ぎて胃の調子が悪いといったばかりです。
この食べ過ぎて、というセリフをよく聞くので、
僕「まあまだ、来週も1週間後にしましょうね」
もうしばらく1週間ペースで頑張りましょう。