当院に通院してくれている患者さんが明後日から2週間ほど入院することになった。
当院には3月から通院。
尺骨神経麻痺、10分ほど下を向くと頭や首が絞めつけられるようになり動悸が起こる、などの症状で来院。
神経麻痺以外の症状は改善されてきたのだが、麻痺が改善しない。
病院には定期的に検査を受けていたのだが、
この度、橈骨神経にも少し麻痺が出始めているという事で、
今の内なら、ステロイド投与で治るという事で、
明後日より2週間の入院治療をするそうだ。
本人もかなりショックで、今日は鳩尾のあたりが重い、苦しい。
検査で頭や足が重い。
施術でこれらは改善、鳩尾の苦しさもだいぶ楽になる。
ただ、奥の方がまだ少し固い気がするそうです。
本人も、「精神的なものだと思います、前回のステロイド治療の後、免疫力が低下し体調くずしたので」とおっしゃいます。
かなり気分がめいっている感じです。
患「入院する前に、明日まだ空いていたら明日もお願いできますか」
僕「すいません、それが明日は大阪でセミナーがありまして」
かなり、滅入っていて、このままじゃまずいなと感じたので、
僕「とりあえず、ステロイド治療を受ける事に変わりないのなら、いやなマイナスイメージをかかえて治療を受けるのではなく、良くなる、手の感覚がハッキリしてくるイメージを持って受けて来て下さい。僕らも施術するときに、良くなっていく、組織がやわらかいイメージで施術するのと、硬いな~、なかなか変化しないな~などに意識がとられるのでは効果が全然違ってくるし、スポーツでも(この方、フットサルをやっているので)いいイメージを持ってやるのと、悪いイメージでやるのじゃ動きも変わってくるでしょ。」
患「あ~それは良くわかります」
僕「だから、入院してる間も、しっかり良いイメージを描きながら治療を受けて来て下さい、その後の免疫力の低下や、体調不良なんかも、全然変わってくるので。また本でも漫画でも音楽でも、観たり聞いたりすると元気が出る、やる気、前向きになれるようなものを、持って行って、そういうのも利用して、頑張って来て下さい」
患「そうですね、たしかにその方がいいですね、じゃまた退院したらお願いします」
目にチカラが戻ってきた。
僕「はい、帰ってきたら、また連絡してください」
その間、しっかり精進して、より良い施術を提供できるよう頑張ります。
頑張って来て下さい、お待ちしています。