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身が引き締まる思いだ

「脳ー身体ー心」の治療室 というブログがある。

カイロプラクティックの偉い先生が書いている。

職人気質には共感するところが多いな~!というタイトルのブログを読んで、感銘を受けた。

「ヴァイオリン職人の探求と推理」というミステリー小説を紹介しているのですが、ちょっと抜粋、ここから

ヴァイオリンにかけた職人たちの気質や生きざまには、共感を覚えながら読んだ。ストラディヴァリのヴァイオリンには、数億から十数億円の価値がつくらしい。ストラディヴァリは14歳の頃にニコロ・アマティの徒弟となった。それから93歳までヴァイオリンを作り続けたとされるから、「ほぼ80年間におよぶ修行」である。

「現在、どんな職業であれ、誰がそんな誇りを持てる?彼は仕事をおぼえ、来る日も来る日もそれに真剣に取り組んだ。四、五週間の休暇をとってドロミテへスキーに行ったり、トスカーナの海岸で日光浴をすることもなかった。週に六日働き、昼食には作業台の横でひと切れのパンとチーズを食べて、晩まで仕事をした。ヴァイオリン作りは彼の一生の仕事だっただけではない、人生そのものだったのだ。それにひきかえ、いまの若い弦楽器職人はどこかの大学でせいぜい三、四年のコースをとるだけだ。彼らは学位を、印象の押された一枚の紙切れを持って世の中へ出てきて、自分はヴァイオリン作りを知っているつもりでいる。それどころか、世間がそれを買ってくれると思っている。彼らは夢の世界に生きているのだ。」

著者が主人公ジャンニに語らせた言葉である。耳が痛いくらいだ。

本物の職人の生き方に思いを馳せると、そこには誇りを持って究極のヴァイオリン作りに精魂を傾け続けた職人の凛とした佇まいが浮かんでくる。

治療も日々修行だ、と思わずにいられない。

ここまで

いや~カイロ業界の大御所先生がこんなことを書いている。

耳が痛いのはこちらである。

自分はどうかと問えば、すぐ手抜き、息抜きを考える。

反面、こうありたいとの憧れもある。

なかなか本物の職人とはいかないが、気を引き締めてコツコツがんばろうと改めて思わされたブログでした。

 

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