「HONZ ノンフィクションはこれを読め」で紹介されていた、
「脳はいかに治癒をもたらすか 神経可塑性研究の最前線」書評の中で多発性硬化症があったので、すぐ注文して買った。
当院にも多発性硬化症で通院されているクライアントがいるので、何かより改善に導くためのヒントがあればと。
しかし分厚い、約560ページもあり、さらに字がちっちゃ!
今週はブログ書く間も惜しんで読み進めたが、ただいままだ360ページ(-_-;)
読むの遅っ!
ただしかしまだ3分の2ぐらいしか読めていないが、この本は僕にとっては久々の大ヒット!
ここ最近なら買ってよかった本のトップです。
今の僕にとって必要な情報たっぷりです。
多発性硬化症に限らず、慢性疼痛やパーキンソンや脳損傷、脳の一部を欠いて生まれた子、視覚障害etc常識では治らないだろうと思われる症状が
視覚イメージや歩行、運動、レーザー(光刺激)、フェルデンクライスメソッド、舌を刺激する機械など、脳に刺激を与えることで、改善されていく様子が書かれている。
多発性硬化症のクライアントもそうだが、他にも臭いの異常に苦しむクライアントなど、改善に時間がかかっていると、さてどうしたものか、難しいのかと悩んだりもするが、
これを読んで、たくさんのヒントがもらえたし、なにより実際の改善例を読むと、希望や勇気がわく。
表紙の裏、見返しに書いてある文がいい。
「脳は変化する。回復をあきらめてはいけない。」
しかしもう少し早く読めるようになりたいもんだ(ToT)/~~~