40代男性 トラック運転手
数年ぶりの来院、以前まだほぐしメインの施術をしていたころに来ていたが、ほぐしを辞めてからは来ていなかった。
患「先生、腰が痛くてどうしようもないんじゃけど、診てもらえんですか?」ということでやってきたのが月曜日。
以前、来られていた時より、少し太られたようだ。
曲げるのも、反らすのも痛い、そろそろ歩いて入ってくる。
触診で、とにかく目立つのが、肝臓、腎臓の硬さ、また腹部もパンパンに張っている。
この日は、肝臓、腎臓、横隔膜、大腰筋、OCT、側頭骨、SBS。
これで膝倒しや前屈の痛みは軽減、だがまだ少しでも反らすと痛い。
僕「まあ今日はこれで終わりね。心配しなくても痛みは引いてくるから、これで今週中にもう1回診せてくれる?」
ということで本日2回目。
患「だいぶ楽になりました。ただ腰は楽になったんですけど、昨日、一昨日は右の背中が痛かった。」
前後屈させてみると、前屈は問題ないが、後屈が大きく反らすと、まだ痛む。
背中は今日はもう痛みが引いているが、まだ張っている、どうやら肝臓のようだ。
触診では足根骨の硬さと腹部のハリ、肝臓、腎臓、C2が目立つ。
頭触って、感じてみる。
まずは左腎臓から。
ついで横隔膜、肝臓(これは時間かかった)、膀胱とアプローチして腹臥位に。
背面チェックすると、上部胸椎が硬いので、これはそのまま拇指コンタクトでリリース。
ついで観ていくと、右腎臓が盛り上がっている。
一旦仰臥位に戻して、右腎臓アプローチ。
ここで最初、気になった足根骨チェック、左右ともに全体的に柔らかくなったが、左の第4中足骨・立方骨の関節がまだ動きが悪いので、三角バランスでリリース。
この後、側頭骨、SBS、FBSTで頸椎の動きも良くなる。
再度、腹臥位でチェックすると、まだ後方から前方に仙骨を押すと、動きが硬い。
側臥位で仙腸関節圧縮してリリース。
これで腹臥位で仙骨押してもスムーズに沈むようになった。
これで立って腰反らしてもらう。ぐい~と反らして
患「大丈夫です、痛くないです」
僕「はい、じゃあ今日はこれで、まあこれで腰は大丈夫でしょう」
患「なにかセルフケアとか、やっぱり動かしたりした方がいいんですかね?」
僕「まあ、動かしたほうがいいのはいいけど、それよりも食べ過ぎない方が大事やね。肝臓がかなり張ってたし、食べ過ぎたときに腰が張るでしょ」
患「そう、めっちゃ張ります。そうか食べ過ぎか、確かにだいぶ太ったもんな」
気を付けましょうね( ̄▽ ̄)