40代女性 新規
主訴 腰痛、首肩こり、左肩(腰に手を回すと肩前面に痛み)、左手指を反らすとMP関節に痛み。
15歳虫垂炎、20歳腎盂炎、10年前に腰椎ヘルニア、3年前に胃の手術、四十肩
問診、聞いてるだけで内臓問題の影響が強そうですね。
検査 右捻転で右腰に痛み、左肩後方回旋に少し抵抗、首の左側屈制限、SLRテスト左右ともに30度。
施術 まず横隔膜
クラニアル
肝臓、胆のう、胃、大腰筋、腸骨筋
SLRがまだ40度ぐらい。腎臓アプローチすると60度まで改善。
ここまでで右捻転と左肩後方回旋はスムーズに。
だがまだ首の左側屈と左腕を後方、腰に回すと左肩前面に痛みが出る。
まず左側屈に対して、第1肋骨の可動性を指標にしながら肝臓、胆のうをもう一度ていねいにアプローチ。
アプローチしては第1肋骨チェックを3回繰り返したところで、やっと右第1肋骨の動きがスムーズに。
これで首の左側屈の動き改善。内臓が首の方の動きに大きく関係しているのを実感してもらえたようだ。
これで残るは左肩。
斜角筋
ワキ、肩甲下筋
これでチェック、まだ痛む。
もう一度ワキ、今度は小胸筋(写真は逆、右の写真しかないので)
これで後方に回しての肩前面の痛みもとれた。
左手指を反らしての痛みも大幅に軽減。(手指、手首などの痛みも、そこばかりいじくるより、もっと根っこ、ワキとか首など、あるいは心臓、胃などの問題が大きいです)
これで一応立って、動いてもらっての痛み、違和感の確認。
問題なしということで、今日はここまで。
いちおう痛みをとることは出来ましたが、やはり内臓の疲労は大きいので、今後まだケアが必要です。頑張りましょう(^-^)