この前の7ステップ復習セミナーから腎臓、大腰筋の検査をよくやるようになった。
今までは腎臓を持ち上げて重い、硬い、あるいは上肢の挙上などだけで判断していた。
判断つきかねると、結局両方やったり、大腰筋も似たようなもんだった。
この前のセミナーで腎臓や大腰筋の検査法をいくつか教えて頂いたので、使うようになった。
腎臓に対して、持ち上げて重さや硬さを診たり、足首の硬さ、うつ伏せでの下肢挙上や、肩甲骨の可動性などでチェック。
大腰筋に対して筋力検査や上肢の牽引などを行うようになった。
おかげで腎臓や大腰筋を問題のある側だけ施術するようになった。
腎臓と大腰筋が同側の場合や、別の場合など、検査で出せるようになった。
うれしいのは患者さんが実感しやすい事です。
特に大腰筋の検査してアプローチして再検査すると、患者さん自身が変化を実感してくれる。
今日も1人、今日が3回目の施術の患者さんが、前2回の施術では変化を実感できなかった。もちろん症状もまだ変化なし。(寝つきの悪さ、ホットフラッシュなど更年期症状)
今回は特に大腰筋のアプローチ前後の筋力検査と上肢の牽引で、本人も変化を実感。
上肢の牽引で伸びにくかった側が伸びたのを実感すると、「あっ違う、伸びますね」と言って、それまで曇りがちだった目が、パッと少し明るくなりました。
その場で症状の変化を実感するような症状でないので、
このように検査で変化を実感することで希望を持ってもらえれば幸いです。
施術後は僕から振らなくても、自分から来週の予約をされて帰りました。
しかし、実はこの検査は、今回初めて習ったわけではなく、
ベーシックコースのなかでも、教えてもらっていたのですが、
当時はテクニックばかりに目が行き、すっかり忘れていました。
まあ、僕の頭の出来が悪いといわれては身もふたもないですが、
他にもキレーションなども、最初に習った時は、使わないまま
忘れていて、再度重要性を指摘されてから使うようになったりしました。
あらためて、繰り返し受講することの大切さを実感しました。(1回理解できちゃう人は別ですが)