ここ最近、内臓、特に肝臓や腎臓、胃などの硬さ、ハリを解消する効果が上がってきました。
おそらく頭蓋骨テクニックでの解放感がアップしてきたこととの相乗効果で内臓がよりゆるみやすくなったようです。
それにより内臓(特に肝臓、腎臓、胃など)を徹底的にゆるめると首や肩の動きの改善がグンとアップしてきました。
それにより肩こりの患者さんでの変化がグンと良くなりました。
以前は、頭蓋骨、内臓テクニックのあと、少し残ってるコリ感があると上部胸椎や上部肋骨、頸椎へのアプローチをくわえることがあったのですが、
ほんと最近になって、頭蓋骨を解放した後、内臓をきれいにゆるむことで、首や肩の動きが俄然良くなります。
60代女性 2回目
1回目が3月2日、この時は30年前の交通事故により、頭痛や左半身の痛み、坐骨神経痛などで来院。
くわしくは3月2日の「むち打ち、左半身の痛み」に書いています。
読んでみるとこの時は、頸椎や第1肋骨、仙腸関節などいろいろやっています。
昨日、4月19日に2回目の来院
今回は、首、肩、頭がこるし、ぼやーとして気持ち悪い。
検査 首の右回旋、左側屈、膝倒しなどが硬いです。また腹部、背中は肝臓、胃、左腎臓の裏にハリがある。
施術
まずクラニアルテクニック。(写真はイメージ、こんなテクニックです)
触れてるだけのような感じを受けるテクニックです。これらで頭蓋骨の動きを良くし、脳脊髄液の循環を促し、脳疲労の回復、自律神経の正常化を狙います。
まずこれを行った段階で、多くの硬さや腹部のハリが改善されます。
ここから残っている内臓などの硬さを解放していきます。
肝臓、胃、左腎臓、左大腰筋、下行結腸、S状結腸。
このように背中から持ち上げてみて動きの硬いところがあれば、再度対応する内臓をゆるめていきます。
この方は、肝臓がまだ硬さが残っています。
そのせいで首の左側屈がまだ硬い。(この動きが硬い)
右肩(僧帽筋)もつまんでもまだ硬さがある。(左はなくなっています)
再度、肝臓徹底的に解放。
仰臥位で肝臓を体の前後から、挟むようにコンタクトしておこなう。
この背中側にひいてる手のひらの上で、硬さがあった背中がふわ~とやわらかくなる時が快感(僕が(≧▽≦))です。
すわって背中を観ると、でこぼこや左右差のない、やわらかでなめらかな曲線を描く背中です。こうなると非常にいいですね。
肩こり(僧帽筋)もふわっとやわらか。首も左にしっかり倒れるようになりました。
患「やってもらってる途中から、体がすごいポカポカしてきて、すごい楽になりました。首や頭がボヤ~としてたんですけど、あっ目がすごいハッキリしてる。なんかすごいエネルギー、意欲が沸いてきたみたいです(笑)」
内臓クラニアルテクニックを取り入れて3年、やっとこのテクニックのみで自信をもって満足できる結果が出るようになってきました。
(ちょっと時間かかりすぎか?でもこれが僕なんで他人とくらべてもしょうがない(;^ω^))
でも取り組んできたことが、結果が出始めたことが素直にうれしいということです。
もちろん、全員じゃない。昨日のように、すぐには改善しない方もいますし、まあ毎日、少し上達を感じ喜んでは、またうまく治せず、へこんだりを繰り返しつつ、ちょっとずつ進歩しております。
症状の原因はいろいろですから、みんなに効果があるわけではないですが、
普通にマッサージや骨格矯正を受けても治らないんだ、と言う方はぜひ内臓クラニアルテクニックをお試しください(^-^)