昨日の美子さんへの頭蓋アプローチの不思議な体験から、ちょっと他でも試したいと思い、母と3人の患者さんで試した。
午前中の2人の患者さんでは、1人目はちょっと聞くのははばかられたため、なんとなくちょっと離してやってみた、なんか怪しいことしてると思われない程度に。なので効果も少々、でもゼロではない。
2人目は、聞きやすい方だったので、触れたとこから圧迫感がなくなったら教えてと言ってやってみた。
やはり、少し離れたあたりで、なくなりましたと言う。
しかし、圧迫感がなくなっても、刺激もなくなっては意味がないので、念のため刺激は感じてますかと聞くと、はいそれは感じてますと言う。
これも劇的な変化ではないが、事前の検査で座位での体幹の左回旋が硬かったが、施術後にスムーズに動いた。
昼に、美子さんに、こんな感じでやってみたが、と聞く、圧迫感がなくなったところじゃなくて、一番気持ちいい刺激を感じる距離だよと言う。
そこで昼1は母だったので、非常に聞きやすい。
一番良いなという距離を教えてくれと言って、やってみた。
するとおおむね、昨日の美子さんと同じぐらいだ。
おでこなど、体表から1センチぐらいはゆうに離れているが、ちゃんと感じてるのか聞くと、ちゃんと感覚があるという。
検査では体幹の回旋と肩の可動域が大幅に改善。
次の3人目の患者さんも訊きづらいので、ウトウトしてるところで勝手にやっといた。
これも少々ではあるが、たしかに変化はあるようだ。
しかし、はたしてこんなことやっていていいのかな。
セミナーでは、ちゃんと触れてやっている。だから手の感覚やタッチをもっと繊細にして、ふれていても圧迫感がないように訓練すべきだろうとも思うし。
また、ほんとに違った意味で、体表から少し離れた場所に、効果的なポイントがあるのか。
もっとたくさん統計とらないとわからないな。いろんな患者さんで検証してみないとわからないな。
しかし、なんか変な事やってると思われない程度にしよう。