小さなお子さんがいる女性。
月曜日に子供がおたふくになり、その夜からご自身も発熱、頭痛。
子供は病気がなおるまで保育園は預かってくれないので、昨日まで一人で家で面倒見ていたそうです。
今日から預かってもらえたので、来院。
熱は水曜日に下がったが、頭痛が治まらない。
さっそく施術開始。
頭に触れてみるが、すぐに反応がない。
少しそのまま待つ。すると来ました反応が。十二指腸がぎゅーと収縮するような感じが。
最初に十二指腸に反応が出るのはめずらしいな。
十二指腸にアプローチ。その後も反応に従い子宮、左大腰筋、左腎臓、左肺、
続けてクラニアルにうつる際、首を触ると緊張が。構造的な可動性というより精神的な緊張のような感じです。
FBST、SBS、OCT。これで頭の重さは持ち上げてみると軽くなった。ここまでで10分ほど。
がしかし、首の緊張はまだある。でもこれをどうにかしようとさらに手技をくわえるとかえって頭痛を悪化させてしまいそう。
最初に十二指腸に強い反応があったことからも、おそらくなんだかのストレスの影響が強そうです。
ということで施術はここまで。
僕「じゃあ、ゆっくり起きて、頭痛の感じはどうですか?」
患「あ~少し軽くなりました」
僕「とりあえず今日はここまでね。頭の重さは改善したから頭痛はすぐに引いてくるので、近々もう1回やりましょう」
患「何が悪いんでしょうか、姿勢かな?」
僕「いや姿勢の問題じゃないでしょう(いや~精神的な物が大きいんじゃないかな~)
ここで子供の話に。すると
患「子供はほとんど熱も出ず、元気なものでドタバタするし。それを一人で見ていたから大変で。私の方が体調悪いし、、、」
僕「うわ~そりゃ大変でしたね。小さい子をひとりで面倒見るのは大変だわ。ましてや体調悪いのに、そりゃなかなか治んないね」
患「そうそう、もう大変でした~仕事してたほうが楽やわ~」やっと笑顔が出てきた!(^^)!
ここは手技よりも、ここ数日の体調悪いながら子供の面倒を見ていた大変さを誰かに理解、共感してもらったことの方が大きかったかな。
患「頭だいぶ楽になりました~」と帰って行かれました(^-^)