男性の生殖器も腰痛や股関節などの痛みに大きく影響している。
ただ生殖器になにが負担をかけているのかは、はっきりわかりません。
生殖器だから、当然性行為との関係は大きいと思うものの、じゃあどの程度が適当なのかも個人差が大きいだろうし、なんともいえない。
これについての研究というのも、なかなか見当たらないし。
そこで僕個人の体験。かなり恥ずかしいですが、もう30年ほど前の話なんでいいか。
当時21~22歳ぐらいのとき、はじめて彼女と同棲するようになり、毎晩のようにやっていました。
そして日曜日、この日は当時空手をやっていたのですが審査会の日です。
しかし、やりたいさかりの僕は目が覚めて朝からまた1回戦行ってから、道場に行きました。
そして準備運動で伸脚、片足伸ばしながらグインとしゃがんだところ、右の股関節がグリンと変な捻じれ方をした。
それから右足を上げようとすると股関節に痛みが走る。
今考えれば、連日の仕事、ハードな稽古、過剰なSEXなどで腎臓や生殖器に疲労がたまってたところに、いきなりグインと急激に片足伸ばす動きをしたことで、
右の仙腸関節や恥骨に変位、ロック、腸骨筋や骨盤底筋群などが硬縮したと思われます。
しばらく走ったり、蹴りなどをおこなおうとすると痛みが続いていた。しかし当時、これをちゃんと治療してもらえるところも知らず、
また若かったからか、普段の四股ふみ、股割りなどの柔軟体操を繰り返すことで次第に痛くなくなった。(完全に治ったわけでなく、違和感はあった。これが後々、歳とともに痛みだす)
こんな経験から、性行為と生殖器、腰痛などに関連はあるだろうと考えている。
(あくまで僕個人の経験、生殖器に負担がでてたら、みんなやりすぎってことではないですよ。他の要因も複雑に関わってきますので)
30代の腰痛の男性、いつものように腹部臓器をゆるめ大腰筋、腸骨筋にアプローチ。

通常、これでかなり楽になる方が多いが、お尻の痛みがとれない。

この痛い部位、梨状筋にもアプローチするも変化なし。
そこで膀胱、生殖器の影響を考えた。
女性と同じく男性の膀胱や生殖器も骨盤内壁につながっている。



特に仙骨やそのまわり、また恥骨などの構造に影響するように感じる。
仙腸関節、恥骨などのズレ、動きの低下などから股関節にも影響が出て、仙骨まわりや鼠蹊部などに痛みが出る。
そこで恥骨上部から指先をやさしく深く指し込んでいく。右に硬さがある。少し待っているとじわ~と緩んできて、左右差がなくなって指先が仙骨までコツンと感じるぐらいまでほぐれたら終了。

これでしつこいお尻の痛みもとれたようです。
しつこい骨盤、お尻などの痛みでお困りなら、ぜひ一度ご相談ください(^-^)