子供の頃から、UFO、未確認生物、超常現象などが大好きだった。
しかしUFOも実際に見たことはないし、幽霊も、ツチノコも当然見たことはない。
だが、今から19年前、療術の講習に大阪に通っていた頃の事である。
その日、私は頭痛がしていて困っていると、となりに座っている同期の男性が僕の頭から10㎝ほどはなれた空間を手のひらで何かを調べるように、頭の周りをさぐっていき、「ああ、ここだな」といって、耳の少し後ろあたりに、人差し指の先をそっとあてがいました。ほんの2~30秒ほどして指をはなすと頭がずいぶん軽くなり、「もう一か所」といって別の場所に指を当て2~30秒して指をはなすと、頭痛がなくなりました。
ビックリして「何をやったの?」と聞くと、頭からひやーとした冷気のようなものが出ているところを探して、その出ている方向にあわして指をあてるだけ、冷気を感じなくなればOKという。
なんでそんな事がわかるのか聞くと、気功を長いことならっているという。そしていろんな話を聞いたのだが、次の日もっとビックリすることになった。
昼食後の休憩中にベランダで「昨日言った想念を送るというのをやってみようか」といって「あの雲を見てて」といって指をかざした。
その日は晴れて風もなく青空に雲が4~5つあるやつのひとつを消すという。風がないので雲は動いていないのでそのままである。
5分ぐらいだったと思うが指さしているひとつの雲だけが、ふわ~とうすくなっていき消えてしまった。
まわりの雲はそのままである。本人はそんなにむずかしいことじゃないよと言っていた。
いまだに本当に消そうとして消したのか、あるいはその雲だけこれから消えることがわかったのか、はたまたなにかトリックがあるのかはっきりしたことはわからないが、だますような人ではないので信用しているがなぜそのような事ができるのかはわかりません。
44年生きてきて唯一の不思議な体験です。