まだまだ検査が甘いですね、、、
3日前から紹介で来院された肝硬変のクライアント。
腹部、脚がパンパンにむくんでいる。
最初、真っ赤に腫れあがったらしく、皮膚科で抗生剤で赤みは引いたがむくみは引かない。
内科でも、これは肝臓の状態から、どうしようもないというような対応だったことから、もう行っていない。
で紹介されて来院。
しかし顔色は真っ黒だし、むくみは皮膚の限界までパンパン。
とりあえず少しでもむくみが引かないかなと、今のままでは歩くのもままならないということ。
こんな状態の方を見るのは初めてで、果たして効果が出せるのかどうかわかりませんが、少しでも楽にできるようにと引き受ける。
しかし肝硬変とむくみという情報から、肝臓、心臓、腎臓にアプローチしてみるかと、思ってしまったため、検査に正確性を欠いてしまったようです。
結果、一昨日、昨日と施術するが変化なし、変化なしどころか少し悪化気味。
そこで今日は足の重さで1回1回チェック。
肝臓触れると足が重くなる。集中して感じてみると右肺に違和感。
右肺に触れると足が軽くなる。右肺アプローチ。
で軽くなった足にさらに軽くなる部位を探すと右腎臓。アプローチ。
でさらに探すと回盲部。そして次に心臓。
心臓まで解放したところで、初めて肝臓で脚が軽くなる反応が出た。でアプローチ。
つぎに頭蓋すべて触れてみると、一番軽くなるのが前頭骨だった。FBST。
ベッドの上でパンパンに膨らんだ足を持ち上げる動きがかなり軽くなった。
今日はここまで。
立って、帰り始めると、
患「あ~だいぶ違いますね」
引きずるように歩いていた脚が、だいぶスムーズに出せるようになっていた。
ただまだむくみがひいたわけではないし、何とか少しでも楽になるよう頑張ります。