50代 女性 主訴 腰痛、左膝が痛い
立位後方から頭に手をふれると左膝の方向へ手が引かれる。
仰臥位で頭から足方に圧をかけて調べると、左腸骨方向へ硬さを感じるのでそのまま適切な圧をかけて抜けるのを待つ。
次に骨盤を調整して、左股関節を前後から手を当てゆるんでくるのを待つ。
次に左膝を観ると脛骨外旋、腓骨下方変位、外側半月板後方変位です。
まず腓骨頭下から手を当てそっと上方へ誘導して、次に膝裏から外側半月板に四指の先で前方へ押し込んで、膝関節をはさんで大腿と下腿を把握し膝関節面に圧をかけて脛骨が動いて揃ってくるのを待ちます。
次に足を観ると第2中足骨と中間楔状骨の可動制限があるので中足骨から楔状骨に向けて軸圧をかけて解放します。
次に側臥位で左腸腰靭帯に拇指で押圧リリース、左仙腸関節に掌で圧迫ゆるむのを待つ。右側も同様に。
再度、仰臥位で胸椎1番から頸椎1番まで調整して「じゃあ、立って動かしてみて下さい」「ああ、膝も腰も痛くないです。」とのことで終了。