うかつだった。
本日、母にうつ症状が再発。
5年ほど前に、うつ症状があらわれ、精神科で薬服用。
当初は大変だったが、毎日施術もし、徐々に落ち着き、薬も飲まなくて良くなっていた。
母の最も大きなストレスは祖母。
同居している祖母は気が強い方。
片や母はあまり気が強い方でないため、
嫌な事、気に障ることがあっても、何も言わずただ我慢する状態。
若いころは、耐えれたのだろうが、それでもストレスが大きかったのだろう、
腎不全を起こし、16年前から人工透析をしている。
人工透析を長い間続けていると、体のあちこちに負担が出ている。
そんな中、もうかれこれ50年近く祖母との同居でのストレスを抱えていた。
それが半年ほど前から、祖母が体調を崩し、施設に預かってもらっていた。
それが、このほど、だいぶ体調が良くなったため、家に帰ってきた。
帰ってくる日の、1週間ほど前から母が風邪をひき、なかなか治らないと言っていた。
僕も施術はしていたのだが、おそらく祖母が帰ってくると言うストレスの影響が強いだろうから、今は仕方ないか、
帰ってきて、しばらくして、落ち着いて来ればそのうちよくなるだろうと、
甘く見ていた。
母のストレスは想像以上だった。
祖母が家に帰ってきて、今日で8日目にダウン。
ここのところ、施術はしていても、新しいテクニックや検査ばかり考えていて、
心理的な面まで観ていなかった。
もともと僕自身、人とのコミュニケーションが苦手で、
プライベートな時間があると、ひとりで過ごすのが好きな方だ。
今でも患者さんに、ストレスなどが大きいと感じても、
会話などで話を聞いてあげて、などはなかなかできないでいる。
しかし、この前、NSTの先生からのメルマガなどの中に、心理面の大事さなども書かれていたことから、
それも大事な事は、わかってはいるのだが、
いや、わかっているつもりで、本当にはわかってはいなかった。
だから、その辺のことを真剣には考えていなかった。
しかし、そこへきて今日の出来事だ。
ちゃんと心理的な面にも対処できるようになれと言う啓示かもしれない。
心理面などとブログに書いて3日目に、本当の意味で大事さに気付かされる事になった。