昨日の最終日も新規2名他忙しく終了。
最終で来られた新規の患者さんが重症。
40代男性 なんとも表現がむずかしいらしく、たとえば車の運転で、振り向いた途端に頭がうわ~と、何と表現していいのかよくわからない感じになるそうです。
病院などで、頸椎、三半規管など調べて異常なし。
しかし本人は非常に体調が悪く、徐々に仕事にも支障をきたすようになり、辞められたそうだ。
心療内科にいったほうが良いのかとも考えたそうですが、その前に何かできることはないのかと、いろいろ調べてうちに来られたそうです。
頬もこけ、観るからに体調が悪そうです。
こりゃ僕の手には負えないかもしれませんが、せっかく来て頂いて、ましていろいろやって回復せずに困っているのに簡単に手に負えませんとは言えず、
当人にも、おそらく頭蓋、硬膜などの歪みが影響してる可能性があるので、それを施術してみましょう。
まだまだ頭蓋に関しては、初心者なので、施術してみてなんだかの良い変化を感じなければ、県外になってもよければ、よい治療院を紹介しますので、とりあえず施術して様子見ましょうとお伝えし、施術開始。
まず、DRTで背骨をゆすり、あお向けで、骨盤調整、そして頭蓋の調整。
これだけにしました。
「変化はどうですか」と聞くと、「今はわからないけど、とりあえず気持ちは良かったです」とのこと。
とりあえず何回か来させてくださいとのことでしたので、できる限り努力させていただきます。
僕が知ってる良い治療院となると、近くて神戸になっちゃうので、できれば何とかしてあげたい。
今年最後に大変な患者さんがやってきたな、来年に向けてますますがんばらないとと思いました。
そして今日からお休みなのですが、朝6時半ごろに、施設に入っている祖母から治療に来てくれと電話が実家にあったらしい。
用意をして、いってみると呼吸がしんどいのと、動くと脇が痛いそうです。
横隔膜や肋間筋を痛めた感じですか。
ただ僕が今日は大変股関節の調子が悪く朝から痛む。
ここで施術しづらいし、明日実家に正月で帰る予定だったので、1日早いがもう今日帰って、施術しようと、連れて帰りました。
時間の都合で、まず母の施術をしてから、祖母の施術。
ちょっとの揺れや刺激で、痛ーいという感じだったので、もう横隔膜、肋間筋に、手のひらで触れるだけで、イメージを使って和らぐようにしました。
とりあえず、だいぶ楽になり動くことはできるようになったので、後はゆっくりしとけと言って、休んでもらいました。
午後から犬の散歩に行って、やっと時間が出来た、図書館で借りてる本が3冊、読もうかなと思っていると、何気にドアがガチャっとあくので、観ると老人が入ってきました。
初めての方です。「もう、やってねんかな。」
僕「すいません、今日から休みです」
そもそも、電話予約をいれずに、突然やってこられただけで、ちょっとイラッとしています。
「あまりに痛くて我慢できん出来てみたんじゃ」
僕「ごめんなさいね、また時間のある時に予約して来てくれる」
しかし、あまりに痛そうなので、「ちょっとだけ観ましょうか」といって施術することにしました。
しかし、背骨をゆすっただけで終わりにしました。
会話の端々で、あまりに体を大事にしてない感じがしたので、簡単に痛みを抑えてもよくないと感じて、仙腸関節なども少し整えれば、もっと楽にはなるでしょうが本人のためにならないと判断しました。
「昨日も病院いってな、腰に麻酔うってもらったんじゃけど、ひとっつも効かんけん、医者にブドウ糖でも打ったんかと言うてやったんじゃ」
こういう物の言い方も好きじゃありませんので、
「そんなに悪くなるまでほっといて、ちょっと注射の1本で痛みだけ楽にしてくれっていう考えだともっとひどくなるで、こんな状態ならちゃんと定期的に治療するようにせんと大変なことになるで」といってしまいました。
ちょっと反省。
伝えたことは、本当にそう思う事で、少し体に対する考え方を変えないとよくないと感じたのですが、
年末の忙しさから、やっと時間が出来たと思ったところだったり、僕自身の痛みが強かったりが、重なって少し冷たい対応になってしまった。
いつもならもっと違った対応が出来ていただろうが。
今年の最後の最後に、反省でした。
良いお年をお迎えください。来年もよろしくお願いします。