今日、高松トレーニングクラブの中尾達文先生よりお電話頂きました。
今から20年ほど前、僕がまだ高松で空手をやっていた頃、筋力アップなどの目的で、先生のジムに通っていました。
そこで大変お世話になりました。
特に試合の前に、スタミナをつけるため、バーベルやマシンなどを使ってサーキットトレーニングなるものをやったのですが、10数種類の種目をこなした最後に、でっかい体全体をおおうようなミットに、突き蹴りを打ち込んでいくのですが、これを先生自身が持って相手してくれました。
先生自身が空手をやっているわけではないのに、ミットを持って受けるのは、大変労力のいることです。
まして、その頃まだ先生は、パワーリフティングの現役選手でしたから、ご自身のトレーニングや仕事の合間に、専門じゃない競技の練習に付き合うのは大変な事です。
普通はバーベルやマシンのトレーニングだけ指導するものです。
しかし、当時20歳そこそこの若造だった僕は、そのありがたさがわかっていませんでした。
その後、岡山に帰って小さいトレーニングジムをやっていた時期があるのですが、逆の立場になってみて、それが大変ありがたいことだったと気付きました。
また、当時先生が、相撲のぶつかり稽古のような相手をしてくれたこともあるのですが、パワーリフティングのマスターズ世界チャンピオンになった方です。
頭から、僕の胸や肩にぶつかってくるのですが、その衝撃の凄いこと、胸や肩が砕けるんじゃないかと思いました。
しかし、そのおかげで試合で相手選手の突きを胸や肩に受けてもへっちゃらになりました。
トレーニングでお世話になった以外で、大変尊敬しているところがあります。
今まで色々な凄いと言われるような方にあってきましたが、なにかで突出した才能や成績を残す方は、えてして少々傲慢になったり、えらぶった態度を観ることが多いのですが、中尾先生は全然そんなところがなく、二十歳そこそこだった若造の僕にも、丁寧な応対で今まで一度も傲慢なところを見たことがありません。
すごいなと、僕もそうありたいなと思います(そもそも僕には傲慢になるほど自慢できるものがありませんが)
今でも年に2回ほど大会などのパンフレットに広告を出させていただくのですが、なんせ稼ぎが少ないので、いつも一番小さい枠の広告しか出せないのですが、必ずお礼の電話をかけて頂きます。恐縮です。
なかなか恩返しできませんが、もう少し稼げるようになって、いつか大きい枠の広告出せるように頑張ります。
電話でブログ読んでるよと言ってくれたので、言葉で感謝を伝えるのは恥ずかしいので文にしてみました。(文もへたくそで申し訳ありません。失礼があったらご容赦ください。)
By 高松トレーニングクラブ 代表中尾達文 2016年11月7日 - 1:05 PM
小野先生、いつも大変にお世話になっております。此のたびも協賛広告を頂きまして感謝に堪えません。小野先生の書かれているブログを時々は拝見させて頂いています。小野先生が。大変な読書家であり勉強家であることは、何時も敬意を払ってブログを読ませて貰っていました。しかし、先生のブログの中で私がこの文面を読むのは今日が初めてでした。
今日が2016年11月7日(月)です。本当に丁度丸2年間もの間、小野先生が書かれたブログを読まないままに時間が経過しました。しかし、まさしく本日小野先生が書かれたこの文面に、本当に偶然にも出会ったのです。
小生如きの人間に対して、小野先生からこのような尊敬の念を抱いて貰えて居たなんて本当に身に余る光栄です。人生の最終章に足を踏み入れた身とは言え?マダマダ、人生修行や人間修養が不充分な小生です。小野先生からの尊敬の念を励みにしながら残りの人生を、肩肘張らずにしかも、慌てず焦らずに自分らしさを失わずに、決して無理をしたり背伸びをしないで淡々と生きて行きたいと考えています。
どうか、このような人間性と性格の中尾達文(68歳8ヶ月)ですが、今後とも何卒宜しくお願い致します。
最後に、小野先生の今後益々のご発展とご活躍を心からご祈念申し上げます。
高松トレーニングクラブ 代表中尾達文
By 小野茂樹 2016年11月7日 - 3:45 PM
中尾先生ありがとうございます。こちらこそ今後ともよろしくお願いします。