いや~勉強しといてよかったな。
今日の患者さん、「私、子宮が左にずれていると言われたんですけど、治りますか?」と聞かれ、
ちょうど以前に、不妊に関する施術のDVDをみて勉強していた内容の中に、同じタイプの説明があった。
僕「子宮だけが左にずれるんじゃなく、肝臓が疲労その他の理由で下に下がり、その下の腸がさらに下方に押され、押し出されるように子宮が左にずれる、このタイプが一番多いそうです。」と説明し施術。
まず肝臓をリフトし上方に戻し、横隔膜を矯正し、回盲部を上方にじわ~と押し上げ、左腎臓のリフト、左大腰筋をゆるめてから、子宮を右方にじわ~と矯正。
そして説明「今までうちであつかったことはないので、くわしくはないけど一応体の表面から触って分かる範囲では整えておきました。あくまで表面から感じる範囲なのでレントゲンで撮ってきっちり戻っているかといったらわかりませし、また1回で元に戻ってOKというわけにはいかないので、何回か繰り返す必要もあると思いますが」
あくまで子宮に対するアプローチは初めてだったので、こんな説明しかできませんでしたが、ここでハッタリでもバッチリ戻しときましたと言った方が安心するかもわかりませんが、デリケートな問題なので正直に伝えました。
しかし勉強しといて良かったな、今までなら子宮に対するアプローチはやってませんと簡単にことわるとこですが、悩んでいるのに簡単にシャットアウトするのもかわいそうですし、かといってなにもわからなければ、当然なにもできませんし。
これからも、困っている方のチカラになれるよう、いろんな勉強しないといけないなと感じた次第です。