前回書いてから、3回目の施術。
今日の様子は、脚のこわばり、両足裏(土踏まずは除く)指先の麻痺感、昼にコンビニカレー食べてから、お腹の具合が悪い、背骨の硬さが気になるそうです。
相変わらず、これといった進展はなし。
これまで、いろいろ試してみた中で、もっとも反応したのが、膵臓テクニックの中の第6胸椎右マニピュレート。
今まで、内臓やってクラニアルというパターンが多かったが、胸椎への刺激に一番反応を示したことから、攻め方を変えてみた。
まずクラニアルを行い、頭蓋の動きをよくする。
次に腹臥位になり、胸椎から仙骨まで、動きの悪い脊椎、両脇マニピュレート、ロックがあれば押圧したままリリースを行った。
イメージは、まずクラニアルで頭蓋の動きをよくし、脳脊髄液の産生や循環を高め、
次にその脳脊髄液が脊髄から硬膜袖通って末梢神経へと、脳からの情報が体の末端まで流れていくのを助けるイメージで、背骨の両脇をマニピュレートした。
患者さんの反応は、足裏の麻痺感はあるが、両脚のこわばりは解消、ふだん階段を上がるのに足を持ち上げるのに難儀するのが、今は膝が腹部まですいすい挙がる。
脚にチカラが入るそうです。
本人の感覚でも、今までの施術と比較して良い感じを受けるそうです。
しかし、施術直後は良くても、あまり長持ちせず、次回来院では、また両脚のこわばりが出る例が多いので、次回月曜まで体の様子観察しといてもらう。
何か違った(良い方の)反応があると良いのですが、経過を待ちます。