40代女性 5月と6月に1回ずつ施術、本日久しぶり3回目の施術。
前2回は腰痛、肩こりが主訴だったが、今回は肩こり(僧帽筋あたりのコリ)ではなく、1週間ほど前から、起床時などに肩関節が痛む。
また腕を挙上すると肩関節に痛みが、両肩ともにある。
しかし可動制限はまだない、真上まで挙がるが痛みが出る状態。
また右足母趾MP関節に、長時間の歩行などで痛みが出る。
もう主訴を聞いた時点から、ちょうど今買って見ているDVDの肋骨矯正を使ってみる気マンマンである。
背骨、肩関節、腹部、股関節などを、調整してから、腕を仰臥位のまま挙げていき、痛みの確認。
完全に挙がるが痛みはある状態、狙い通りというか、これから行う肋骨矯正で痛みが取れたという形にしたくて、無意識のうちに他を抑え気味にしたかもしれませんが。
なにはともあれ、DVDで見た矯正法をつかって上部肋骨を起こし、同じくDVDにでていた肩関節に対するND、DC法とやらを行い、再度挙上して痛みを確認してもらうと「あ~痛くない」
もう一方の左側にも同じく行い、痛み解消。
立って動かしてもらう、腕をぐるぐるまわしながら「あ~痛くなくなりました」
う~ん満足。新しい方法を使って改善するのは楽しいね。まあ新しい方法で変化が出るように他をコントロールしている気もするが、まあ結果オーライということで。
その後、自分で簡単にできる肋骨やねじれの矯正体操を指導して終了。
患者さんを帰した後、新しい方法もいい感じだ、と思いながらふと机の上に目が止まる。
主訴 肩関節の痛み、右母趾MP関節の痛み
なんてこった、肋骨矯正使う事に夢中で、右母趾の事すっかり忘れていました。
反省。なにかにばかり夢中になるといけませんね、気をつけよう。