60代男性 2月10日に初診でブログに書いた、交通事故やMRI3回やペインクリニックで痛みの改善が出来ず困っていた方の3回目。
今日来られると、仙骨周りの痛みは良くなったそうです。
しかし、右腕を動かすとまだ首から腕にかけて痛みが強い。
事前の検査で、座位で右腕外転100度ぐらい。
あお向けで観ると、上部頸椎、下部頸椎、頭蓋が硬く、前頭鼻骨縫合に圧縮、深い皺になり、顔色は青白い。
うつ伏せでDRT、ふくらはぎ、小円筋の内臓反射点刺激、肋骨矯正。
仰臥位で肋骨の内臓反射点刺激、肝臓プレス、横隔膜矯正、右腎臓リフト、頭蓋の矯正、そして頸椎リフトしていて、ふと眉間に目が行くと、前頭鼻骨縫合によっていた圧縮や皺が開き、顔色がほんのり桜色に。
このあと、右肩関節にアプローチしようと思っていたが、頸椎、頭蓋の状態がだいぶ改善され顔色も良くなった感じから、今日はここまでにした方がいいんじゃないかと感じ、座位で右腕を外転してみると180度まですんなり上がる。
まだ施術開始から30分ほどしか経っていなかったため、「眉間の圧縮や頸椎の硬さが取れて、顔色も今よくなりましたから、今日はここまでにした方が良いと思います。ちょっとこれで様子を見ましょう。」患「あ~そうですか、ありがとうございます。」
最初の検査で気になった点が改善されたので終了にしました。
以前はここでやめることが出来ず、ついつい余計な施術までして帰って効果半減というのがあった、いやつい最近もあった。
なんせ以前は、最初に検査などせず、すぐ施術、だから全身を順番に施術していく。
すると時間もかかる、余計な刺激も増える。
しかし最近、簡単にではあるが、施術前に検査してだいたいどこに重点置くか、どこが改善されれば今日は終了にするかなどを、非常に遅ればせながら考えて施術するようになりました。
すると、また一段と施術が楽しくなってきました。
なぜ、もっとはやくこんなことに気付かなかったのか。
いかに以前の僕がいい加減だったかがわかるな。
まあ、済んだことはしょうがないので、これから頑張ろう。