50代女性 右膝の痛み
立っているだけでは痛くないが、歩くときに地面から離れるとき、着くときに痛む。
検査
井穴チェック→左(小腸経)
首の側屈に制限、触診から肝臓、脾臓、十二指腸、右卵巣、胸椎10番、12番、腰椎3番に硬さあり。頭少々重い。
施術は頭に触れて感じた順に行う。
まず肝臓。アプローチして再度触診軽くなり動きも出る。
続いて十二指腸だが、まず十二指腸空腸曲、続いて下行部。これで背中側の張りが改善。
次に脾臓。同じく動きが出てOK。
つぎに右卵巣。硬さがなくなるまで。
うつ伏せになり胸椎10番から矯正。
矯正といっても左右横突起に拇指で触れているだけ。
そのうえでイメージを使う。地芯をイメージして待つ。すると体の中から呼吸が大きくなり動きが出てくる。すると固かった胸椎周りの組織がゆるんで動きが出てくる。
これを同じく胸椎12番、腰椎3番にも行う。
このあと梨状筋。ここは少し圧をかけてリリース。
仰臥位に戻り仙骨リリース。
頭にFBプレス、OCT、頭頂骨。
井穴チェックで小腸経の反応もなくなっている。
歩いて膝の感じ確かめてもらう(ただこの時点で、僕はまだ右ひざに違和感を感じている)
患「ああ、痛くないです。ただ最近正座がつらくなって来てて」
僕「正座してみてください」
正座してもらうと右ひざの前面にツッパリ感がある。
仰臥位になってもらい、どこからかなと感じると右腸骨筋膜。
右膝立ててもらい、鼡径部と腸の間に指先を置く。
けっして力で指し込んでいかず、ただおいて待っていると、少しずつ無理なく沈んでいくのを待つ。
すると深く、腸の裏までしっかりリリース。
これでもう1回正座してもらうと、ツッパリ感もなくなったので終了。
久しぶりに今の施術の流れを書いてみました。