20代男性 右肩が球を投げる時(野球)に痛む、左ハムストリングが張る。
検査、座位で右腕外転180度まで上がるが、痛みがあるという。仰臥位で観ると、頸椎が硬く、頭が重くなっている。上腕骨頭が前方に出ている(特に右は顕著)
まずDRTで背骨を刺激、ふくらはぎ、小円筋などの内臓反射点刺激、肋骨矯正。
仰臥位で、肋骨の内臓反射点刺激、肝臓プレス、横隔膜矯正、腎臓リフト、大腰筋リリース、結腸矯正、回盲部、S字結腸矯正。
横臥位で軽く僧帽ほぐし、胸腰椎の動きの硬い所を拇指コンタクトで動かしながらゆるめていく、中臀筋リリース、仙腸関節矯正。
再度仰臥位、頭蓋の矯正、頸椎リフト、右肩関節に対して関節の隙間を両拇指、中指を使って3方向から固定するように把持、そのまま上腕外転していき、いっぱいいっぱいの手前で待つ、ゆるむ、少し上げる、また待つ、ゆるむを繰り返し。
で座位で外転挙上すると痛みなし。
今日はここまで。
しかし、痛みは楽になっても、また普段の生活の中で痛みは出てくると思うので、できれば数回は定期的に施術をした方が良いのだが、なかなか忙しそうなので(この患者さん2回目なのだが初回が4か月前)、普段簡単な予防体操を指導して終了。
頑張ってください。