70代女性 先週金曜日に右太ももが痛いと杖ついてきた方(このブログでも書いた)
金曜日の施術後時点では、痛みが全く変化なし。
次の日、杖つかずに歩け、痛みもかなり減っていた。
土曜日の施術前の検査は、膝倒しが左に3分の2程倒れたところで痛み。
施術後も同じく。
今日3回目、施術前の検査で膝倒しが完全に倒れるようになっていた。
完全に倒れるが、そこまで行くとまだ少し痛みが出る。
今日も腎臓、大腰筋にアプローチ。
これで膝倒しても痛みがなくなった。
最初の痛がりようからすると、思ったより早くよくなったが、金曜日の予約も取ってあったので、もう1回様子見ましょうという事で終了。
痛みは無くなったが、まだ左上肢挙上や左大腰筋が少し弱いなど、もう少し整えていた方が良いでしょう。
最近は痛みにも意味があるんじゃないかと考えることがある。
治療家としては、早く痛みを取った方が良いのかもしれないが、
痛みがあることで、なにか大事な事に気づけと言うサインかもしれない。
それを簡単に痛みだけ消してしまうと、大事な気付きのチャンスを奪う事になるんじゃないか、などと考えることがある。
まあ、痛みを取れるようになってから言えと言われそうですが。
だから最近は痛みを取る事はあまり考えずに施術するようになりました。
問題のある部位にアプローチしたら痛みが全然引かなくても平気で終ります。
それで治るべき人は、勝手に治っていく。
治らない場合は、僕の診立てが間違えて、肝腎の部位にアプローチできていないか、
もしかすると今は治らないほうが良い人なのか(いろんな理由から結構いるような気がします)
こんなことを思ったりしてますが、ずいぶん都合のいい考えかな?