アトピーについて勉強中。
アトピーにつかわれるステロイド剤は、合成のコルチゾール。
本来コルチゾールは副腎皮質ホルモンの一つで、この作用の一つに抗炎症作用がある。
おそらくそれが、アトピー患者の症状を和らげる作用があると思われる。
本来、自身体で産生されるもので、脳がストレスを感知して、視床下部がコルチコトロピン放出ホルモンを分泌。
下垂体に送られ、下垂体で副腎皮質刺激ホルモンを分泌。
循環系にのり、副腎皮質に到達すると、コルチゾールを放出ということらしい。
アトピーの施術に頭蓋のテクニックが必要なのは、おそらくこの視床下部に作用させるためか、たぶん蝶形骨のテクニックなどが大事なのだろう。
ただこの視床下部、下垂体、副腎という俗にいうHPA系だったかな、この話は、なんかうつ病とか、不妊症とか、自律神経の問題とか、いろんなところでちょこちょこ聞く気がする。
今まで読んだ本に、出てた気がするがちゃんと覚えていない。
まあ、なにはともあれ、こういった問題に対処するために頭蓋テクニックが必要になってくるという事なのだろう。
図書館で借りたアトピーの本に出ていたステロイドから、ちょっと今まで本棚で眠っていた生理学やら神経科学の本を取出し、調べてみたが慣れてないので、この程度しか今の段階ではわからない。
でもこうやって、なにかについて調べるのは、ただ本を読むより、頭に残る感じだな。
ちょっと勉強が楽しくなってきたな。