この前、左膝の痛みを繰り返す患者さんに、内臓アプローチをするようになって、
安定してきた症例を、書いたところ、
先生より膝周りの筋肉と内臓の関係のアドバイスを頂いた。
今まで、内臓による可動制限や歪みばかり考えていて、
筋肉との関係は考えていなかった。
新たな視点を頂いたので、他の臓器と筋の関係にも興味が出たのでちょっと調べてみた。
肝臓→大、小菱形筋、大胸筋胸骨部
腎臓→大腰筋、腸骨筋
胃→大胸筋鎖骨部、上腕二頭筋、頸部屈筋群、回外筋、円回内筋、母指対立筋
心臓→肩甲下筋
脾臓→僧帽筋中部、下部
膵臓→広背筋、上腕三頭筋
肺→三角筋、前鋸筋、烏口腕筋
胆嚢→膝窩筋
副腎→縫工筋、薄筋、ヒラメ筋、腓腹筋
小腸→大腿四頭筋、腹横筋、腹直筋、内腹斜筋、外腹斜筋
大腸→大腿筋膜張筋
直腸→ハムストリング
虫垂→腰方形筋
生殖器、腺→梨状筋、大臀筋、中臀筋、小殿筋
膀胱→脛骨筋、腓骨筋、仙棘筋
副甲状腺→肩甲挙筋
甲状腺→小円筋
胸腺→棘下筋
眼、耳→僧帽筋上部
脳→棘上筋
副鼻腔→胸鎖乳突筋、頸部伸筋群深部
以上、本棚に読まずに眠っていた書籍より抜粋。
こうして観ると、腎臓の機能低下は腰痛になりやすいだろうし、
生殖器、生殖腺は坐骨神経痛などに関わるかな、
目が疲れれば、肩こるのはこういう関係か、
風邪ひいて、鼻が詰まれば首がこるのも当然かなど、いろいろ考えられるな。
上記の対応関係に、なにか間違いがあれば、だれか指摘して頂けるとうれしいです。