50代男性 月1通院
この前の豪雨災害の片付けを手伝いに行ってから両肘に痛みが出ているそうです。
やかんをもって注ぐでも痛いそうです。
クラニアル、内臓と観ていくと、心臓の負担が強かった。熱中症にもなったそうなので、その際の負担がまだ残っているのでしょう。
念入りに心臓をゆるめ、その他観ていくと、頸椎がストレートぎみです。
拇指でやさしくほぐし動きをつけました。
この後、肩甲骨のストレッチ。
肘の捻じれの矯正。
前腕骨間膜のリリースをおこない、両肘の痛みを確かめてもらう。
患「あ、痛くない。大丈夫!」
肘が痛いと、肘そのものが悪いと思いがちですが、
僕の経験上、痛いところより、より体の中心に近いところに問題がある場合が多い。
昔、ウエイトトレーニングをやってた頃に、手首を痛めた。
どうにか早く治そうと、手首まわりにあれこれアプローチするが、なかなか治らない。
(まだ整体の勉強を始めたばかりの頃です)
その頃、ゆる体操をビデオを買って見よう見まねでやり始めた。
頭の骨、頸椎、胸椎とゆすりゆるめていく。
すると手首の痛みがひいていた。
おなじく膝に違和感が出たときも、
腰椎、骨盤、股関節などをゆすりゆるめることで、痛み、違和感がとれたり。
このような体験から、痛い部位より、より体の中心に近い部分に問題があるんじゃないかと考えるようになりました。
で、より中心はどこだろうと考えていくと、頭や内臓にいきつく。
そこはどうやって施術したらいいのってことで内臓・クラニアルテクニックを習いに行ったというわけです。
今日で言えば、肘の捻じれの矯正や前腕骨間膜のリリースはおまけみたいなもので、心臓や頸椎へのアプローチの方が大事です。
より中心が解放されることで末端も解放される、解放されやすくなる。
頭蓋骨・内臓テクニックがメインの小野整体ですが、
そのような考えで腕や脚の問題に施術しています。
肘や膝の痛みでお困りなら、お気軽にご相談ください(^-^)