施術において解剖や生理など、人体の機能や構造を知るのは大事である。
ただ、それは機能や構造を知ることで、テクニックを使うときに、コンタクト、圧加減、力の方向などが、より精細に行えるからだと認識していた。
それが最近、「臓器の時間」や「腎臓のはなし」を読んで、腎臓という臓器が、今まで思っていたよりも、負担は大きいし、より繊細な臓器だと認識が深まった。
すると施術していて、腎臓にアプローチした際に、いままでより少しスムーズにより深くゆるむようになった。
テクニック自体は今までと同じ、圧加減や方向などが変わったわけでもなく、何かのイメージを変えたわけでもない。
それで、もしかしてテクニック自体はまったく変わらなくても、人体や臓器などの機能や構造の知識、認識が深まっただけでも効果がアップするのかもしれないと思った。
なぜかはわからない、認識が深くなることで、なにか分子、原子といったミクロなところに作用があるのか、
はたまた人間の意識は顕在意識から潜在意識(ここまでは個人の意識)、さらに深くなると通底意識とか阿頼耶識とかいって全体の意識(人類全体、生物全体、あるいはもっと大きなもの?)がつながっているとかいうが、そういうものなのか、
まあ何が作用しているのかわからないが、ただ知識が深まるだけでも、効果に差が出るんじゃないかと感じた次第。
ということで、もっといろいろ知りたいなと本を読む。
「細胞の中の分子生物学」
むずかしい、よくわからない(T_T)
「世界一美しい人体の教科書」
臓器などの簡単な説明と細胞などミクロな構造の写真の本です。
「分子生物学の基本としくみ」
この本はわかりやすい、あるいは分子生物学も何冊目かになってきたから、俺の理解が深まったかと、少し喜んだのもつかの間、後半はやはり難しい。
まあ少しずつ理解できるよう頑張ろう(^-^)