オステオパシーのセミナーから帰り、勉強不足を痛感した私はまず、解剖書を買いました。それまでも持ってはいましたが、あまり詳しくなく、また見てもいませんでした。
セミナーのスライドで使われていたものや、他にも治療家や医学生のホームページやブログなどでおすすめとかいてあれば、すぐ買いました。
まだほとんど一冊をとおして見てもいないのに、十冊をこえてしまいました。しかし今まであまり見ていなかったので、読んでもあまり頭に入ってきません。
でもわからないなりに見続け、セミナーを受けるにしたがいすこしづつ施術効果がよくなってきました。
今まできまった手順やテクニックを繰り返すだけだったのが徐々に相手にあわしていろいろ自分で考えることができるようになってきました。
またリリース感覚(拘縮された組織が解放される感覚)のセミナーのおかげでちゃんと組織が変化するのを感じ、適切な圧のかけ方がわかってきました。
いままではあきらかに強すぎました。それまで施術を受けてくれた方には、あきらかに体が抵抗しているのに、さらにぐいぐい押してほぐれないことがよくありました。なかにはそれが効いていると勘違いしてくれる奇特なかたもいてくれましたが、当然あまり良くはなりません。
それがちょうどいい圧がわかるにつれ、ほとんどの方で体がほぐれてゆるんでくるのが実感できるようになりました。このセミナーは本当に受けてよかったと思っています。