8月10日に書いた肝臓に手間取った患者さん。
僕「今日はどんな調子ですか」
患「どこもあまり気になる所はないんですが、ひとつだけこの辺が(肝臓のあたり)中じゃないような、表面がチクチクするのが気になって」
脇から前面まで、肋骨に沿ってチクチクするようです。
一瞬ヘルペスとかなってないよなと頭をかすめたので、
僕「発疹とか出てないよね」と確認、大丈夫なようです。
僕「じゃあ、肋間神経痛ってやつか?」
患「やっぱり、前もそんなこと言われたことがありまして」
僕「でも大丈夫、たいしたことなさそう、一時的やろ」
座位のまま脊柱を診ていくと胸椎8番に変位、棘突起触って、
僕「これ痛い」
患「はい痛いです」
毎回、肝臓の調整に時間かけているのだが、以前のような硬さではなくなってきているが、やはりまだ硬い。
肝臓の影響で胸椎8番に変位がおこり右肋骨に沿っての痛みになったのだろうか?
FBプレス、肝臓プレス、やはり硬い。
肝臓キレーション、だいぶやわらかくなってきた。
肝臓リフトしてみる、まだ少し硬い。
再度キレーション。
肋骨の動きをチェック。
前後からは良くなったが、まだ右側方からが硬い。
側方から圧かけてゆるむのを待つ。リリース。
これでクラニアルをしてか動かしてもらう。
僕「どんなチクチクするのはどう?」
患「あ~もうなんともないです。動かしてもチクチクしません」
僕「じゃあ、今日はこのぐらいにしましょう」
いや~しかしステロイドの副作用なのか、肝臓手ごわいな。
本人も、「たしかに手の麻痺がだいぶしっかりしたのは良かったんですが、もう1回やりましょうと言われたら、ちょっと考えるぐらい苦しかったですからね~」と言ってました。
僕「ほんまに、病院の治療も、もっと副作用なく治ったらええのにな」
とか話しましたが、病院で全部治ったら、それはそれで僕の仕事としては困るよな。
こうやって、頼りにしてくださる方がいて、ありがたい限りです。
よりよい結果を出せるよう頑張ります。