よく「普段できることはありますか?」とか
「やった方がいい体操とかありますか?」とか
聞かれることがありますが、以前はなにがしかの体操とか運動を紹介したりしていましたが、最近、体操も大事だが、もっと大事なことがあるなと思うようになりました。
「老いについて」でも書きましたが、治りやすい人、治りにくい人の差が、気持ちの持ち方の違いが大きいと書きました。
もっと正確に言うと、自分自身の体に対して抱いてるイメージ(感覚、感情)です。
セルフケアも同じだと思うようになりました。
普段、疲れやすい人、すぐ肩がこる、すぐ腰が痛くなる、胃が弱い、すぐ頭痛が起きる、などなどは、まず自分自身の体をそのように認識していることが、大きな問題です。
同じ体操、運動を教えて、すいすい元気になる人もいれば、ぜんぜん変わらない人もいる。
その人に、その体操が向いているかどうかは、おいといて、まずその前に、自分自身の体が、「疲れやすい」「すぐ肩がこる」「腰が痛いから無理しないように」というようなイメージを変える方が重要です。
もちろん、そのように認識するに至った経緯が、それぞれあることはわかりますが、
この先、自分は「疲れやすい、すぐ痛くなる、すぐ体調が崩れる人間だ」という認識で生きていくのと、
自分は「健康で、疲れにくく、強靭だ」という認識で生きていくのでは、大きな違いです。まずこのイメージを変えて体操なり運動なりをやると効果的です。
その昔、空手をやっていたころの話ですが、
もっと早く動けるようにとか、もっと上手くなるようにと練習しても、ただ繰り返すだけではなかなか変わりません。
そんなとき、動きの速い選手、上手い選手などのビデオを繰り返し見て、頭の中に理想的な動きのイメージが出来ると、練習していても自然とそのような動きが出来てきます。
健康な体も同じく、まず疲れない元気な体、スッキリした頭、全然こらないふわふわの肩、自由に動けるやわらかく強靭な腰、など自分の理想的な体をイメージすることから始めたほうが効果的です。
試しに、少しイメージしてみてください。全身がゆ~ったりとリラックスして、きれいであたたかな血液が手先足先まで流れて、全身の細胞が活発、気持ちイイ~。
どうですか?ちょっとリラックスして、すこし体があったかくなり、呼吸もゆったり大きくなってきませんか?
元気で疲れない、健康な人っていうのは、基本この状態(程度の差はあれ)で生きているんです(無意識でしょうが)
ということで、「なにかやった方がいいですか」と聞かれれば、まず自分なりの理想の健康状態をイメージする。というのはいかがですか?
ポイントは、出来るだけリアルに、臨場感あふれるイメージを描くです。
いや~、それがそうは言っても、実際痛いし、そんなイメージ持てませんという場合は、ぜひご相談ください。
痛み、症状をまず消して、良いイメージが持てるように施術します(*^^)v
お気軽にご相談ください。 086-431-2638