最近、施術において、ますます力を使わなくなった。
クラニアルのDVDでも、イメージすることで変化するとか、あるブログでも、タッチするだけで、深い部分(横隔膜、内臓、骨格etc.)を解放するなど。
しかし、それが出来るには解剖が明確にイメージできないと無理だそうだ。
今まで、頭蓋は難しいと感じていたのは、このイメージをつかえていなかった。
最近、解剖書を見れるようになってきた。
以前、オステオパシーのセミナーで、解剖が大事と聞いてみるようにしたが長続きしなかったのは、解剖書を頭から順に見ていたのがまずかった。
今は、自分で使うテクニックで刺激する部位を、細かくイメージできるように見ている。
すると、頭蓋の縫合に対して今まで、つい動かそうとして強すぎて動かないという感じだったのが、コンタクトして縫合が開くイメージをすると、スーと動いてくる感じ。
身体に拇指押圧をかける時も、指を置いて刺激したい深い部位をイメージして、そこに刺激が届いているイメージをすると、抵抗なくゆるんでくる感じがしている。
もちろん、まだまだイメージが雑なので、もっと解剖勉強せねば。
いかに今まで、無駄な力が多かったかと、なんでもっとはやく気付かなかったかな。しかしやっと解剖を施術へ利用の仕方がわかってきた感じ。
20年前からちゃんと毎日、解剖書みていればと悔やんでみても始まらないので、今日もこれからがんばって見よう。