今日は、午前2人常連、午後まず母を施術した後、80代のご夫婦を施術して5時頃には終わった。
次が入ってなかったので、雑用の合間を利用して、妊産婦施術と産後骨盤矯正のDVDを観終わった。
感想は、妊産婦への施術は、非常に安全なテクニックで構成されている反面、ソフトであるがゆえに効果をあげるためには、繊細な感覚が要求されるような感じ。
まあ、それぞれのターゲット部位に対し、もともと僕が知っているソフトな手技に置き換えてもよさそうな感じで勉強になった。
産後骨盤矯正の方は、大きく3つのパートで構成、まず骨盤まわりの筋肉を調整し、次に骨盤自体の歪みを矯正、次に骨盤を締めサイズダウンする矯正という感じだ。
どのテクニックも、技術的に難しい物はなく、さっそく美子さんで練習がてら試してみた。
難しくはないが、やはり慣れない動きがたくさんあるため、動きがぶれたり、動かす軌道が安定しなかったりする。
まあ、あとは繰り返しやることしかない。ある程度、安定してスムーズに動かせるぐらいにならないと、お客さんには使えない。
しかし、難しくはないから、骨盤の歪みなんかは、初めてつかったテクニックではあるが整う。
美子さんに感想を聞くと「たしかにさっきとは違うけど、それよりこの痛いの治して」
そりゃそうだな、美子さん別に出産もしてなけりゃ、骨盤の靭帯や筋肉がゆるいわけでもないしな。
どこが痛いのか聞くと、「左の鼡径部か下腹部かよくわからんこのへんと、左の内股と、歩くと左足の薬指のつけ根が当たって痛い」
あお向けになってもらい、鼡径部に触って「痛いのこの辺」「いや、それより上」
まあS字結腸か腸骨筋あたりだな、両方ほぐしとくかと思い、まず腸骨筋リリース、次にS字結腸リリース。
次に内股の筋肉に触っていき、僕「これか」美子「いやその下」僕「これか」美子「それだけど、もうちょっとつけ根の方」僕「これか」美子「そうそれそれ」
ということで、大内転筋の筋膜に両拇指を当てゆるんでくるのを待つ、1分少々でリリース。
そして薬指のつけ根。歩くときに当たって痛いとのことなので、足根骨の動きが制限されて、薬指のつけ根が地面に強く当たるのだろうと推測。
指のつけ根から立方骨に向けて軸圧をかけてリリース。
僕「これで歩いてみて」美子「あ~痛くない大丈夫、ありがとう」
そしてブログを書いてると、もう9時半だ。
これから自分の体のケアして今日は終了。