さっそく昨日習った事を、試してみる。
体表から数センチ離れたあたりを、手でなぞりながら違和感を感じてみる。
最初、怪訝に思われてはとの思いから、座位検査の時に、後方だけなぞってみる。
おそらく患者さんは、あれなかなか検査始まらないなと思ったかも知れない。
しかし、やり始めると、やはり前面も感じてみたいと、結局はやることに。
まだぼんやりとだったり、はっきり感じたりとだが使ってみない事には上達しないだろう。
ひとによって、いろんな感じ方があるようですが、
僕はなぞっていくと、ひや~とした冷気みたいなものを感じる。
患者さん6人、身内2人にやってみましたが、
患者さんのウチ、「そうやってると何か感じるんですか」と聞いてきた方がいたので、
「うん、こうやってると冷たく感じる所があって、そこに問題があるんじゃないかと」
この方、今日は右腕と右脚が痛くて、ということでしたが、
僕「ここに冷たい感じが」(右肘)
患「そう、そこ痛いです、あと右膝も痛いんです」
しかし、なぞっていくが膝にはなにも感じず、回盲部と右股関節前面に冷たい感じ。
「回盲部と右股関節の影響で膝に痛みが出たんでしょう」などと説明したが、
まあ、まだ使い始めたばかり、間違ってるかもしれないので、こんなもんで後はいつものように検査、施術しましたが。
あと身内には、感じた違和感を手でたぐるようにして取っていくのも試してみた。
主訴を聞かずに、体表なぞっていくと、肝臓、左腎臓、両膝、右足首に冷たい感じ。
聞くと、左膝をひねって痛くて正座が出来ないそうです。
両膝と右足首にさわらないで、抜くやつを試し、その後
肝臓、左腎臓、SBS、後頭骨、前頭骨はいつものように。
それで、うんこ座りしてみて「あ~かなり痛み引いた」そうです。
これも、ちょっとずつ上達できるよう頑張ろう。