50代女性 新規
10年前からアトピー性皮膚炎。手のひらがひどい。水仕事や草抜きなどすると、手のひらが切り傷だらけのような状態になるので、何もできない。病院での塗り薬、飲み薬もあまり効果出ず。
その後、間もなくうつ病発症。病院では双極性障害と診断されているようですが、お話を伺う限りでは、躁状態はあまり強くはないようです。こちらも薬を処方されているが、あまり効果がない。
それから最近、膝の痛みが気になる。
何もやる気が起きず、ごろごろする状態が続いていたが、息子に促され神社の階段を3往復程度するようになった。
食生活はインスタント食品が多い。
過去にアデノイドと右卵巣嚢腫を手術。
もともとストレスがかなりあったのですが、花や畑の世話をするのが好きで、それがストレス解消になっていたが、それができなくなり、うつが強くなっていったそうです。
また本を読むのも好きだったが、すぐ目が疲れ読む気もうせていった。
検査
左肩外転、右捻転の動きが硬い。
(写真は別人、こんな検査ということです。肩も左右が逆)
足の挙上も左が少し硬い。バンザイも左が上がりきらない。
背部から観ると左腎のウラが盛り上がっている。
腹部はパンパンに張っている。
施術はまずクラニアル。
驚いたのは蝶形骨の硬さ。
今までも、もっと全体的にパンパンに硬いとか、前頭骨から蝶形骨と何個かまとめて硬いとかいろいろありましたが、
蝶形骨のみが、きわだって硬く感じる。ぎゅっと圧縮されている感じです。
ここは、視覚、神経、ホルモンの働きに大きく影響する場所なので、しっかりとアプローチします。
それから肝臓、横隔膜、左腎臓(左肩や左膝の痛みは、ここの影響のようです)
今日は問診にほとんどの時間をとられたので、ここまで。
それでも動きの制限は、それぞれ減少。
ご子息いわく、かなり重度のうつということですが、体を観た限りでは十分希望はあると感じます。
ご子息に促されて、渋々やってきたと思いますが、はやく本人にも希望を感じてもらえるように頑張ります。