以前から通院してくださっている60代女性
脊柱管狭窄症、腰椎すべり症。
今日の施術中に、
「最近、良くなってきたのか、少し前まで太極拳の教室(3時間半ほどあるそうだ)いくのに、痛いのも嫌だし、痛そうにしているのを見られるのも嫌だしで、いつも鎮痛剤を飲んで行っていたのが、最近飲まなくても平気になってきた」
そうか、そりゃ回盲部が硬いのもうなづける。
僕「そうですね、来始めた頃よりはだいぶ良くなりつつありますよ、あと回盲部あたりの状態が改善されて来れば、かなり楽になりますよ」
そこで、最近心理面についての本も読んだので、試しに、
「あと、心理的なストレスがあっても、痛みがでることもありますし」
患「でも最近はストレスと言うほどのものはないし」
患「ただ、最近熟睡できないと言うか、寝つきはいいが、すぐ目が覚める、まだ1時間しか経ってないのか、と悶々として、早く朝にならないかな」
患「で朝が来ると、やった~朝だと思って動き出す」
なんとなくその雰囲気、発言から考えて、
僕「じゃあ、もしかして無意識のうちに、体が動くうちにあれもやっとこう、これもやりたいというあせりみたいなものがあって、眼が覚めたりするのかな」
患「あ~それはあるかもしれませんね、そういうのはあります」
僕「先生に勧められて読んだ本によると、現状がすぐに変えられなくても、そういう感情があると気付くだけでも違ってくるみたいですよ」
みたいな会話をやってみた。
しかし、なれないせいか、しゃべっていると会話に意識がとられ、
施術の流れが遅くなり、手間取ってしまった。
まあ、これも慣れだな、こういうことも少しずつ出来るようになって、
患者さんの心を和らげることが出来るよう、頑張ります。