顎関節症というわけではなく、それほど痛みも感じてないが、
あご(顔?)が歪んでいる人いますよね。
顔の真ん中、眉間から鼻にかけての中心ラインから、あごがかなりずれている人です。
どちらかというと、あごが痛いと言うよりも、耳鳴りがするという方が多い(当院では)
実は今まで、この歪みを整えるのが、なかなか出来ませんでした。
僕の中では、かなり歪んでいるのに、顎関節に痛みがないのだから、顎関節が問題ではない。
で耳鳴りを訴える人の方が多いことからも、側頭骨の問題だろうと思っていた。
しかし、この側頭骨のテクニックが、あまり上手に出来ていないのだろう、この歪みがなかなか戻らない。
側頭骨の動揺テクニックやアンクルトムなど、動きを伴うテクニックが、やってはいるが、まだうまくいってないのだろう、動かすことに意識がいきすぎ、1次呼吸や変化をとらえきれていない。
乳様突起の先端を2本の指先ではさんで、左右をそろえるというのもやったが、これもあまりうまく出来てない。
今日も、かなりあごの歪みがある患者さん、側頭骨も当然かなり左右差がある。
動揺テクニックを行っている最中に、あまりうまくいってないので、拇指球コンタクトのまま、動かすのをやめ、側頭骨の動きを感じるだけにした。
すると側頭骨が勝手に動いて、自ら整っていく。
左右がそろったところで、今度は開いたり閉じたりという動きに変わった。
すると、歪んでいたあごが、かなり整っている。
どうやら、いままで動かそうとし過ぎて、骨が自ら良い位置に戻ろうとするのを邪魔していたようです。
もう1人、同じように歪んでいる方に試したが、同じように上手く行った。
動かそうとする前に、まず感じろですね。
何を今更言ってんだって感じですが、
大事な事を忘れては気付くを繰り返しています。