昨日のセミナー中、
宮井先生「小野先生はずっとマッサージ系?」
僕「いや、間でいろんなのちょこちょこかじってます、でも結局身につかず、揉み解しメインに戻っちゃってました」
宮井先生「今回は戻ってないでしょうね!」
僕「はい、戻ってないです」
このやり取りで、ふと考えました。
なんで今回は戻らずに変えることが出来たのか。
考えてみると、7ステップと哲学が大きかったですね。
うまく出来てるなと思ったのが、最初に7ステップという物があるおかげで、非常に導入しやすかった。
それまで検査もせず全身ほぐすでしたので、検査もなにも良くわからないけど、とりあえず7ステップやって、そこに他に気になった内臓少し加えるといった形から始めた。
7ステップやりながら、検査繰り返すことで、少しずつ検査から問題部位を見つける感覚も向上してきた。
それに、さらに最初にわざわざ時間を取って、哲学(考え方)などを、くわしくしつこく(笑、すいません)話してくれたのも大きかった。
それまでのセミナーでは、仮説、検証の大事さなどは、当たり前のこととして、あえてそれに時間を割いたりしていなかった。
だからテクニックならっても、それをどう使っていいか、よくわからないし、難しいしで、結局ほぐしに戻るを繰り返していた。
そこらを丁寧に説明してくれたおかげで、今回は完全に内容を変更出来た。
そしてとりあえず7ステップだけでも、それなりに変化が出るので、
それをやりながら、徐々に各内臓や、クラニアルといった、ちょっと難しいテクニックに段階踏んで入っていくので徐々に対応できた。
非常に良く考えられたカリキュラムだなと。
おかげで、少しずつだが検査から、どうアプローチするか考えるようになってきた。
すると、昔みたいにただ全身ほぐしてると、面白くなかったが、
いまは、どんどん施術が楽しくなってきた。
毎回、検査から今度はどうアプローチしてみようかと考えるのが面白い。
また出来なかったテクニックが徐々に上達するのも楽しい。
空いた時間があると、だれかお金いらないから触らせて(表現があやしいか)と思っている。
なので「今回は戻ってないでしょうね!」には、
「いや、逆にもう戻れません」です。
46歳になっちゃいましたが、
16歳の時、空手を習い始めた時の、ワクワクドキドキ夢中になっていた感じを思い出しました。
今、あんな感じです。