アレルギー性鼻炎の症状がでてる30代女性
FBプレス、(感じたままに)肝臓、腎臓、脾臓、胆のう、回盲部とアプローチ。
腹臥位になって、脊椎上から観ていくと、まずT3。
実際、左肋骨が少し盛り上がってるので、そのまま左肺にアプローチ。
すーとゆるんで、硬さ、高さが整ったら、肝臓の裏も少し厚い。
ここも同じくアプローチして緩めたところで、脊椎の続きを観ていく。
すると仙骨の動きが硬い。
仰臥位に戻り、仙腸関節と仙骨の前にある臓器をゆるめようと、前後から手ではさむようにコンタクト。
すると子宮に違和感。
硬いし、少し前方に出て(そんなに出てはいないが、手のひらにはポコッと主張してくる感じ)がする。
あれ、問診票には子宮の蘭にチェックされてなかったけどなと、
僕「これ子宮がちょっと固い感じがするんですが、生理痛が酷かったりとかないですか?」と話を振ってみた。
患「あ~実は子宮にそんなに大きくはないんですが筋腫があって、触っただけでわかるんですね」
僕「いや、ここに筋腫がとハッキリわかるわけではないんですが、少し違和感があったので聞いてみたんですが、じゃあ」と子宮アプローチ。
硬さがやわらいだので、あとクラニアル。
側頭骨、後頭骨、前頭骨、蝶形骨で鼻が通ったところで終了。
この方は主訴が腰痛や生理痛で来たわけではないですが、体が楽になったと言ってました。
でも子宮筋腫って、かなりの割合でいますよね。
NST研究会で内臓テクニックを習う前は、子宮なんて考えたことがなかった。
だからでしょうか、その頃、女性の腰痛、特に若い女性の腰痛で筋肉や関節にアプローチしても、ほとんど効果が出ないことがありました。
ただその頃も、骨盤にアプローチなど、行っている際に骨盤の中(当時はそれが子宮かどうかもわからなかったが)に違和感は感じていたが、そこにどうアプローチしていいかわからなかった。
子宮にアプローチする方法がわかってからは、女性の筋腫ってかなりいるんだなとわかりました。
また筋肉や骨格にアプローチしなくても、子宮など、内臓アプローチだけで腰痛が楽になったりと、今までえっさほいさとほぐす労力はなんだったんだと思いました。
そういえば、ただいまそのNST研究会が7期生の募集をしています。
ついこの前も埼玉で整体をされている方から、このブログを見てお電話いただきました。
もし受講申し込みされる場合は、僕が紹介者ということにして(笑)
それは、冗談ですがもし他にもブログを読んで、興味がある方がいらっしゃいましたら、ぜひおすすめです。
僕はここで内臓・クラニアルを習って施術が非常に楽しくなりました\(^o^)/
当時の僕は、治療に対する知識もほとんどなく、まわりの先生を観て圧倒されてましたが、そんな僕でも内臓や頭蓋が変化する感じなどが、ちゃんとつかめるように丁寧に指導していただきました。