50代女性 まだほぐしをやっていた頃からの患者さん。
左膝が痛み不安定で、よくカクンと膝が曲がったり、ぐらぐらする。
腰痛、肩こり、メニエール、手首が痛いなどいろいろ症状があった。
NST研究会で内臓・クラニアルを習って施術内容をガラッと変えた。
すると、膝に直接施術しなくなったが、いつの間にか膝が痛いと言わなくなった。
内臓・クラニアルで施術している間に、気が付けば痛くなくなっていたそうです。
体調も良くなったのと、忙しかったのとで、しばらく来なかった。
するとまた膝が痛みだし、病院で検査すると変形性膝関節症と診断。
患「この前から、また膝が痛くなってきて、忙しいけんほっといたら、我慢できないぐらい痛くなって整形いったら、変形性膝関節症になっとった」
僕「いや、痛みだしたら我慢しとったらいけんで、僕もまあええかと、ほったらかしといて、股関節なかなか、治らんようになってしもうたけん」
座位で右仙腸関節がロック、捻転は左右ともに45度。
仰臥位で膝倒し左に倒す方が抵抗。
触診では肝臓、胆嚢、回盲部、左腎臓が気になる。
大腰筋筋力テストは左が弱い。
気になった各臓器にコンタクトしながら両脚持ち上げて検査。
すると肝臓、胆嚢、回盲部では軽くなるが、左腎臓、左大腰筋では重いまま。
僕「あれ、変形性膝関節症になったの、どっちだっけ」(てっきり左膝だと思い込んでて、おかしいなと思い)
患「右膝です」
ということで、腎臓、大腰筋も気になりますが、出来るだけ手数を減らしたいし、
TLでも反応しなかったので、
今日は肝臓、胆嚢、回盲で、
FBプレス、肝臓プレス、横隔膜矯正、胆嚢キレーション、
僕「甘いもの、たくさん食べる?」
患「はい、娘によく怒られる」
僕「少し減らした方がいいですよ」
患「そうなんよな~、なかなか」
(難しそうだな)
回盲部キレーション、矢状縫合リリース、SBSリフト、OccV、側頭骨搖動テクニック、FBST。
まだ膝まげての痛みはとれていませんが、今日はここまで。
明日の予約を取ってもらいました。
しばらく、通ってもらいます。
それはそうと、昨日セミナーでチェックして頂いたおかげで、今日はFBSTが調子いい。
ここ最近、FBSTした後、あれ重くなったと感じるようになっていた。
そこで、苦し紛れにもう一度、OccVを行って軽くしていた。
昨日コンタクト部位がずれて来ていたことに気づき、ペアの先生に聞きながら修正。
今日はスパッと軽くなってます。
もう何回もセミナーのたびに修正点が出るが、今度はずれないよう注意しよう。