先週来てくれた同業者さん、今日また来てくれました。
今日はS状結腸のあたりがチクチク痛むそうです。
またまた話しながら施術。
「今何やってるんですか?」「キレーションです」
「これは何を?」「胆嚢からキレーションです」
「これは?」「S状結腸からキレーション」キレーションばっかりだな。
せっかくなので何を考えてやっていたのか書いておきます。
検査で捻転は左右ともに硬い感じでした。肝臓、腎臓など疑う。
首の左側屈が固い、肝臓、胆嚢を疑う。
仰臥位で左足首が硬い、左腎臓を疑う。
膝倒し右に倒すと左の広背筋と起立筋の境あたりに痛み、左腎臓を疑う。
触診で腎臓をリフトしてみると、やはり左腎臓が固い。
他に、胆嚢、小腸が腫れている感じがする。
S状結腸はジーンズが固くてはっきりしないが、固そうではあるし、主訴なので候補に入れておく。
ここまでで、まず左腎臓を攻めてみようと思う。
肝臓、胆嚢あたりも気になるが、肝臓はどちらにしろ最初に行うので胆嚢は様子見。
と考えて施術に入りました。
FBプレス、肝臓プレス、横隔膜矯正、左腎臓キレーション。
ここで左右の腎臓チェック、左腎臓の固さ解消。
ここで「そういえば今日はじめて右手の拇指球がつりました、なにか関係ありますか?」
とおっしゃったので、胆嚢あたりの腫れが、反射点でもあるし、関係してるかも?と考え
胆嚢キレーション、これがかなり時間かかりました。
まあしかし、張れた感じがしぼんできて、やわらかくなってきたので、次へ。
小腸は時間も刺激も多くなりすぎてはいけないと考え、また胆のうアプローチしたので何か良い影響があれば、本人の治癒力に任せよう。
一応、主訴のS状結腸をキレーションしておこう。
ここでいろいろ質問され、話しながらやっていたため、集中してなかったためこれも時間がかかってしまった。
ここで膝倒し、まだ先ほどと同じところが痛みが出る。
しかし、何の根拠もないがクラニアルで変化するだろうと直観、まあダメならダメでそれからと思いクラニアルに入る。
相反、SBSリフト、後頭骨Vテクニック、側頭骨矯正、側頭頭頂縫合リリース、FBST。
これで膝倒しすると、先ほどの右に倒しての痛み解除。
ということで、今日はここまで。
ざっとこんなこと考えながら行っていました。
まだまだ稚拙で至らない点も多々ありますが、またよろしくお願いします。