私が手技療法に出会ったのは中学生の時に一度、出張で自宅に来て頂ける方に診てもらったのが初めてだったと思う。内容はよく覚えていない。高校生になって空手を始めて自宅でバーベル担いでスクワットをしていて腰を痛めた。なにせ自己流でフォームも無茶苦茶だった。それから時々、治療を受けに行くようになった。当時、週末になると友人の家によく遊びに行っていた。そこで見よう見まねで自分が受けた施術をその友人にやってみた。すると気持ちいいと喜んでくれるので調子に乗ってよくやっていた。今思えばその時からこういうことが好きになったんだと思う。そして24歳の時に治療してもらっていた先生からすすめられて、全国療術師協会の近畿ブロック講習会で勉強を始めた。